その美しいマスクのデザインは、日本特撮史上に語り継がれる「シルバー仮面のお面」

『シルバー仮面』は、宣弘社と日本現代企画が製作し、1971年(昭和46年)11月28日~1972年(昭和47年)5月21日まで、TBS系で毎週日曜日19:00~19:30にタケダアワーにて全26話が放送された特撮テレビ番組でした。

放送初期は等身大ヒーロー物であったが、第11話から巨大ヒーロー物に路線変更され番組の題名も『シルバー仮面ジャイアント』に改められた。

●異例ずくめの第1話
1971年12月スタート予定だった当作品であるが、配役キャスティングが遅れた事もあって、クランク・インが11月4日にずれ込んでしまった。
さらに突然、TBS側の事情で初回放映が11月28日に繰り上げられてしまった。
このため、第1話は異例の短期間での制作が余儀なくされた。
このなか、劇中クライマックスのチグリス星人の炎上シーンが先行撮影されたが、チグリス星人に火薬を仕込んでの撮影で、着ぐるみの半分以上が燃え、溶けてしまった。
池谷デザイナーによると難燃材を着込んで防火対策をしていたため演技者に怪我はなかったというが、この結果、チグリス星人のぬいぐるみが使い物にならなくなってしまった。
この為、焼け残りが死骸の描写に使われたものの、その後のチグリス星人の描写はすべて顔のアップでごまかし、春日兄妹がスペクトルグラスで星人の正体を見破るシーンも異様に暗いものとなってしまった。
第1話の画面の暗さは、これをごまかすため仕方なく採られた処置だった。

また、この第1話は、タイトルが出るまで実に6分強もの壮大なプロローグが入るという、当時としても斬新な構成が採られている。
制作現場や初回の構成を知らなかったプロデューサー・宣伝陣の中には、何時まで経ってもOPテーマが流れないので「放送事故ではないのか?」と慌てて局に問い合わせをしようとした者さえいたという。
またその後も予告編のテロップミス等が生じてしまっている。

●『ミラーマン』との視聴率戦争
本作は、放映開始時から裏番組として同じ特撮ヒーロー番組である『ミラーマン』(フジテレビ)との視聴率競争を宿命づけられていた作品である。
当時同種の等身大ヒーロー番組としては『仮面ライダー』(毎日放送)が絶大な人気を誇っていたものの、『ミラーマン』は巨大ヒーロー番組であり、放映第2話(ミラーマンの放送開始日)から視聴率は常に苦戦を強いられる結果となった。

また上記したような重いドラマ作りに加え、等身大で暗躍する宇宙人に代表される怪奇要素や、ストーリーの暗さ、異色に異色を塗り重ねた演出描写の数々が、ターゲット層である児童層からの支持を受けにくいものとなってしまったことが視聴率的な苦戦の一因とされている。

こうして、高いストーリー性を持ち込んだ本作のドラマ作りは、視聴率的な苦戦を呼び、翌1972年(昭和47年)初頭の第11話から、大胆な軌道修正が行われることとなった。

http://www.youtube.com/watch?v=LfdZIr-POD8

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1,600円で販売可(送料は別途240円・売り切れ御免)

 

http://www.youtube.com/watch?v=4UwVzTnDyk4

●昭和レトロ ★ハイアースの販促品●ミラーマンのお面●非売品★珍品
昭和40年代の殺虫剤ハイアースの販売促進の為に作られた非売品で珍しい「ミラーマンのお面」です。
割れ、破れ、汚れ、凹みなしの美品です。ハイアースの文字が浮き彫りになっています。縦22センチ。
1,300円で販売可(送料は別途200円・売り切れ御免)


 

写真をクリックすると大きく見れます。

過去のブログ記事も加筆、訂正、写真追加している場合がありますので宜しければ時々、覗いてみて下さい

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