今年の株式市場を表す漢字1文字は「乱」

今年の株式市場を表す漢字1文字は「乱」

平成28年は、日銀のマイナス金利政策の導入や英国の英国の欧州連合(EU)離脱決定、米大統領選でのトランプ氏勝利など「想定外」の連続で株や為替は何度も乱高下し、激動の1年となりました。
これほど大方の市場関係者の想定が何度も覆され、立て続けにサプライズ(驚き)が起きた年は、記憶する限り初めてです。

1月4日は、中国経済の減速懸念から平均株価が大発会としては過去2番目の下げ幅を記録。戦後初めて年初から6営業日続落となり、出足から暗雲が立ちこめました。
投資家がリスク回避に傾いて円高・株安が加速。2月12日に平均株価は約1年4カ月ぶりに節目の1万5000円を割り込むなど波乱の年明けの出足でした。

1月29日に日銀がマイナス金利政策の導入を決めると、円相場は当初これを好感して今年の安値となる1ドル=121円70銭まで円安ドル高が進んだものの、年初からの円高ドル安に歯止めは掛からなかった。

6月の英国民投票では、EU残留派が優勢との観測を覆してEU離脱派が勝った。取引時間中だった6月24日の東京市場はパニックに陥り、平均株価は1286円33銭安と史上8番目の下げ幅となり、終値は年初来安値を更新した。円相場も約2年7カ月ぶりに1ドル=100円を突破して一時1ドル=99円00銭まで急騰、1日の変動幅は7円60銭と歴史的な大きさだった。

11月の米大統領選では「まさか」が起きた。
トランプ氏勝利が伝わった11月9日こそ円高・株安で反応したが、翌日から一本調子の円安・株高となり、円相場の下落幅は一時17円超、平均株価の上げ幅は一時3200円超に達した。
6月の英国民投票では、EU残留派が優勢との観測を覆してEU離脱派が勝った。取引時間中だった6月24日の東京市場はパニックに陥り、平均株価は1286円33銭安と史上8番目の下げ幅となり、終値は年初来安値を更新した。円相場も約2年7カ月ぶりに1ドル=100円を突破して一時1ドル=99円00銭まで急騰、1日の変動幅は7円60銭と歴史的な大きさだった。
平成28年の株式市場は、日銀のマイナス金利政策の導入や英国の欧州連合(EU)離脱決定、米大統領選でのトランプ氏勝利など、「想定外」の連続で株や為替は何度も乱高下し、激動の1年となりました。
年初から中盤は円高・株安に大きく振れたが、トランプ氏の経済政策への期待を背景とした11月以降の「トランプ相場」で流れは一変し、急激な円安・株高が進行。日経平均株価も円相場も、ほぼ「V字」の姿となりました。

平成29年の干支は「酉」
干支にちなんだ株式相場のジンクスでは「申酉騒ぐ」と言われ、申年の今年は株も為替も大きく荒れました。
格言どうりであれば来年の2017年も今年同様に”騒ぐ年”ということになります。 
年明け早々に、トランプ新大統領が誕生し「一波乱」ありそうです?・・・
今年の様に相場が大きく乱高下する時は、絶好のチャンスでもあります!

今年もお世話になりました。
来年も宜しくお願いします。

過去のブログ記事も加筆、訂正、写真追加している場合がありますので宜しければ時々、覗いてみて下さい。

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