❝HELLO HELLO❞・・・1950年代の ブリキの電話機「TELEPHONE」はアメリカン

ダイヤル式の電話機は1970年代頃からプッシュフォンに取って代わられて、今やコードレスの時代になって電話器のデザインも随分と変わってしいました。
ましてや、携帯電話が普及して小学生までもが個人個人で所有する時代が来るなんて、この時代には想像すら出来ませんでした。
こんな形の電話もあった事を忘れない為にも後世に残したい「TELEPHONE」です。

ありそうでない、割と珍しく現存率の少ない1950年代の品です。
結構、大きくて子供には十分な大きさです。
何といっても最大の魅力はプリントの絵柄や色の配色が、とても綺麗です。

❝HELLO HELLO❞の綴りが❝HALLO HALLO❞になっているのは、ご愛敬です。
アメリカの女の子、男の子が描かれていて、当時このオモチャを手にした子供は、アメリカの豊かさに憧れを抱いた事でしょう。
しかし、この玩具は実は日本製(ヨネザワ・米沢製)なのです。
殆どがアメリカ向けに輸出していた為に、現地向けに対応したプリントにしています。
ダイヤル回すとジリンジリンとベルが鳴ります。
受話器が2個付いており電話機本体を通して、1本のコードで繋がっておりコードは長さ調整が出来る様になっています。
多少の小傷はありますが、時代を考えると十分に鑑賞に耐えうるレベルです。

http://blogs.yahoo.co.jp/coast1386/14291425.html


熊谷信夫氏の「ブリキのオモチャ」本40ページに、プリント違いが載っています。

写真をクリックすると大きく見れます。
過去のブログ記事も加筆、訂正、写真追加している場合がありますので宜しければ時々、覗いてみて下さい。

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