戦前1930年代のセルロイド製「ロバに乗ったピエロ」をブラッシュアップ

戦前1930年代の日本製「ロバに乗ったピエロ」セルロイド製です。 
80年程昔に主にアメリカに輸出された品です。
ピエロの顔やロバの造形、可愛らしいギミックが雰囲気抜群です。
残存数の少ない貴重な玩具で造形が素晴らしい逸品です。


以前に、ご紹介した「ロバに乗った黒人の男の子」のバージョン違いです。
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戦前1930年代に輸出された品「パカパカ進む 正ちゃん帽を被った黒人の男の子」

http://blogs.yahoo.co.jp/coast1386/13509430.html


大変、古い品ゆえ時代を経た汚れが目立ちましたが、幸い命ともいえる顔と、ロバ本体に凹みなくゼンマイも生きていたので入手して、オリジナル性を出来るだけ損なわない様にブラッシュアップしてみました。

◎顔の汚れ→時間を掛けて磨いたら綺麗になりました。
◎ロバの耳は欠品で前オーナーのフェルト製の複製品が付いていました→オリジナル品を参考にして複製。
◎手綱が欠品→雰囲気を損なわない様に麻紐で作成。
◎洋服の汚れ→洗濯したらズボンのペイントロスも同時に取れました。
◎両腕のゴムが伸びきってダラ~ン→ゴムを交換しました。
◎右手から右肘にかけての目立つペイントロス→時間を掛けて慎重に綺麗にしました。
◎左の靴のペイントロス→時間を掛けて慎重に慎重に綺麗にしました。

これで、なんとか鑑賞に耐えれるレベルまでになりました。
「ロバに乗った黒人の男の子」と並べてみました。

http://blogs.yahoo.co.jp/coast1386/14296872.html

写真をクリックすると大きく見れます。
過去のブログ記事も加筆、訂正、写真追加している場合がありますので宜しければ時々、覗いてみて下さい 。

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