手塚治虫の漫画に登場しそうな可愛い小鳥のブリキのオモチャを入手しました。
1950年代のMARX製のホッピングするブリキの小鳥です。
ゼンマイを巻くとピョコピョコと跳ねる動きが可愛いです。
全長は約11センチ位で手の平に乗る位の大きさです。
本体はブリキ玩具特有の製造時に於ける細い傷が有りますが、錆もなくとても綺麗な部類です。
経年により多少、くたびれていますが貴重な箱も付いています。
以前に手に入れた同じ金型を使った品と見比べてみました。
以前に手に入れた品をA、今回手に入れた品をBとします。
ちなみにAはたまに見掛けますが、Bはより珍しいと思います。
①Aには別パーツの翼がありますが、Bには翼がありません。
付け忘れた訳ではなく元々、プリントで省略した様です。
②Aの製造メーカーはミクニ製、BはMARX製となっています。
箱のメーカー表示、本体のお尻部分に、それぞれのメーカーのマーク表示があり、たぶん両方共、ミクニが製造してAはOEM（MARXの委託）生産だと思われます。
③Aは被せ式の箱ですが、Bはキャラメル箱式となっています。
④他にもAと、Bはタイトル（商品名）が違う、色が違うなど細かい違いはありますが基本となる金型は同じで、平面であるブリキ板を、ここまで局面に仕上げる技術力、その丸みのある形状がディズニーや、手塚治虫の漫画に登場しそうな可愛らしい逸品ですね♪
写真をクリックすると大きく見れます。
過去のブログ記事も加筆、訂正、写真追加している場合がありますので宜しければ時々、覗いてみて下さい。
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