昭和30年代に駄菓子屋で売られていた駄玩具「紙製お雛さん」 雛人形の立版古

今日は、桃の節句・お雛さん・雛人形・おひな祭りという事で、昭和30年代の珍しい駄玩具「紙製お雛さん」紙製おひな様遊びです。


切り取り線に沿って切れ目が入っており折れ目に沿って組み立てると平面の紙が立体的な四段飾りになります。

右上に組み立て見本のイラストが描かれています。

下の子供のイラストが可愛いですね。
3月いっぱいは額装して店内に飾っていますので、興味のある方は、お越し下さい。

立版古(たてばんこ)とは、江戸時代後期から明治期にかけて流行ったおもちゃ絵の一種で、あらかじめ絵柄の印刷された一枚の紙からたくさんのパーツを切り抜き、設計図にそって組み立て、一種のジオラマを完成させて楽しむものである。
「組上げ灯籠」「組上げ絵」などともいう。
歌舞伎の名場面などに題材を取るものが多かった。
制作者は絵の才能と同時に、限られたの紙面にうまくパーツを配する技術も要求された。

おもちゃ絵の中では歴史があり、江戸時代中期にはすでに制作されていた。
江戸時代後期には葛飾北斎らも制作に当たった。
明治時代中期に流行したのちは廃れ、大正時代以降はあまり見かけられなくなった。

東京では「組み上げ灯籠」「起こし絵」などと呼ばれました。
そんな立版古も何故か20世紀初頭、大正時代あたりを最後にほぼ消えていってしまう。
盛んに親しまれていた江戸時代からのものも、現存するものは非常に少なく、まさに幻の存在となってしまった。

写真をクリックすると大きく見れます。
過去のブログ記事も加筆、訂正、写真追加している場合がありますので宜しければ時々、覗いてみて下さい。

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立版古 (タテバンコ) 手塚治虫の世界 立体画

立版古(たてばんこ)、「たてはんこ」ともいう。
江戸時代に錦絵のなかの「おもちゃ絵」のひとつとして広く楽しまれた「元祖日本のペーパークラフト」
立てる版古(錦絵)という名の通り、錦絵を切って組立てて楽しむものだが、組み上げた時の想像以上の立体感、パノラマ感の驚き、楽しさはまさに立版古ならでは。
そんな立版古も何故か20世紀初頭、大正時代あたりを最後にほぼ消えていってしまう。
この遊びを現代風にアレンジして蘇らせたのがこれ
紙製のシートを組み立てて ボックス式の立体画へ手塚治虫の人気キャラクターを3Dのボックスで楽しむ 立版古 (タテバンコ) 、まず組み立てを楽しみ、飾って楽しむ、手塚治虫ファンならば満足して頂けるはず、大人の工作キット。
鉄腕アトムのキャラクターがあなたの手で生まれ変わります。

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