今日は節分ですが豆撒きをしない地区が私の住む近くにあります。
—この土地でしか育たない不思議な小豆
まぼろしの小豆、薦池(こもいけ)大納言を知っていますか?
小豆のうちでも大納言とは、大粒で煮ても皮が破れにくい品種をさしますが、薦池大納言は普通の小豆と比べて約2倍、丹波大納言の約1.5倍の大きさがあり、その違いは歴然。香りが高く、アクが出ないでふっくらと炊き上がるのも特徴です。
まぼろしと言われるわけは、生産量が少なく一般にはほとんど流通しないため。なぜか京都府伊根町の薦池地区でしか生産できず、ほかの土地で翌年タネを蒔いて栽培しようとしても何故か普通の大きさに戻ってしまうのです。
その謎はいまだに解明されず、研究者が3年がかりで調査しても判らなかったとか。
薦池にはこんな伝説があります。
昔、村の庄屋さんが元伊勢神社へお参りに行った帰り、吹雪に倒れて気を失ってしまいました。助けてくれたのは、なんと鬼。鬼へのお礼に、庄屋さんは節分に豆まきをしないと約束をしたのです。だから今でも薦池地区では節分に豆をまく風習はありません。薦池大納言が特別なのも鬼のおかげかもしれません。
薦池大納言は、伊根町の薦池(こもいけ)地区で古くから栽培されている小豆で、薦池でしか育たないまぼろしの小豆と言われています。
普通の大納言と比べると、約2倍の大きさで、特徴は、大粒、細長、煮崩しなくて香りが高いことが特徴です。
少量生産のため希少性が高い小豆です。
因みに私の実家がある京都府綾部市に本部がある宗教法人「大本教」では節分に「福は~内~♪鬼も~内~♪」と言って豆を撒きます。
皆に嫌われる”鬼”ですら慈愛の心を持って受け入れようという教えなのです!
人類が皆、この思いを持てばこの世から戦争は無くなるのに・・・
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過去のブログ記事も加筆、訂正、写真追加している場合がありますので宜しければ時々、覗いてみて下さい。
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