「ゲバゲバ90分」「夜のヒットスタジオ」などで活躍した前田武彦さん死去

放送作家や司会者として活躍し、「マエタケ」の愛称で親しまれた前田武彦(まえだ・たけひこ)氏が8月5日午前11時16分、肺炎のため死去。
82歳だった。

昭和4年、東京生まれ。
40年代初頭に放送作家として活動する一方で、「東芝ヒットパレード」などラジオ番組のパーソナリティーを務め、タレントとしての活動も開始。
43年からはフジテレビ系の歌番組「夜のヒットスタジオ」で芳村真理さん(76)とともにメーン司会者を務め、フリートークを多用した個性的な司会がお茶の間の人気をつかんだ。
44年から日本テレビ系で放送されたお笑いバラエティー「巨泉・前武のゲバゲバ90分!!」では、同じく人気司会者、大橋巨泉さん(77)と組んでメーンの司会進行役を担当した。

『巨泉×前武ゲバゲバ90分!』は、1969年10月7日~1970年3月31日及び1970年10月6日~1971年3月30日まで、日本テレビ系列で放送された人気バラエティ番組である。
放送作家出身の大橋巨泉・前田武彦が司会。
生放送内での二人の掛け合いで番組が進行し、録画撮影によるナンセンスなショートコントをアイキャッチで挟んで矢継ぎ早につないでいく演出手法をとった。
番組自体は当時米NBCで放送されていたコント番組『ラフ・イン』がモデルとなっている。
ハナ肇の「アッと驚く為五郎」や巨泉の「うーしししし」は流行語にもなる。

巨泉×前武ゲバゲバ90分
( 巨泉×前武ゲバゲバ90分 )

写真はお気に入りコレクションの「巨泉・前武のゲバゲバ90分!!」の「ゲバゲバおじさん」と呼ばれるキャラクターお面です。

映画に造詣が深く、フジ系「ゴールデン洋画劇場」で初代の映画解説者を担当するなど多才ぶりを発揮。
台本を無視したトークの面白さで人気者となる一方、毒舌がしばしば物議を醸し、48年、「夜のヒットスタジオ」の生放送中に「共産党バンザイ」と叫んだことが問題となって司会を降板させられたことも。
この影響で一時期、仕事が激減したが、50年代後半にはお天気キャスターや俳優として映画「釣りバカ日誌」シリーズに出演するなど、マエタケの健在ぶりを示した。

放送作家などの裏方の人が表舞台に登場するという現在の形の先駆けだっと思います。
お疲れさまでした・・・合掌。

写真をクリックすると大きく見れます。

過去のブログ記事も加筆、訂正、写真追加している場合がありますので宜しければ時々、覗いてみて下さい。

**************************************

巨泉×前武 ゲバゲバ90分! 傑作選 DVD-BOX

巨泉×前武ゲバゲバ
( 巨泉×前武ゲバゲバ )

1969年10月から1971年にかけて日本テレビ系にて放送、驚異的な人気を誇ったコントバラエティ番組「巨泉×前武 ゲバゲバ90分!」を、最新のテクノロジーにより修復してDVD化。
<封入特典>
“ゲバゲバおじさん”アイロンプリントシール/解説ブックレット

『巨泉×前武 ゲバゲバ90分! 傑作選 DVD』は下記の関連サイトから購入できます。
↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓
http://blogs.yahoo.co.jp/poppy1386/62652651.html

This entry was posted in 未分類. Bookmark the permalink.

Comments are closed.