博物館級のお宝「MARIONETTE THEATRE」マリオネットシアターは芸術品

ズ~と欲しかった博物館級のお宝「MARIONETTE THEATRE」マリオネットシアターが手に入りました。


80年以上前のヴィンテージ玩具が、これほど綺麗な状態で残っている事に驚きます。
「PUPPET-SHOW」と書かれたテントの下で、ピエロと女の子の2人が微笑んでいます。
ピエロはギターを奏でる演奏係、女の子はタンバリンを持っています。

人形のみセルロイド製で出来ています。
戦前モノらしい作りの良さ、お顔の表情が、とても可愛らしい逸品です。
艶もあり色も鮮明さを保ち、とても大切に保管されてきた事が伺えます。
組立てると大きさは幅約23センチ×高さ約26センチ。

ゼンマイを巻いてあげると、足元の台座ステージが左右に動き始めます。
この台座ステージのプリントも金彩を施し緻密で美しく美術品としての気品を感じさせてくれます。
パペット(操り人形)の2人も、まるで誰かに操られているかのように踊り出し、とても賑やかなパペットシアターのステージショーの始まりです・・・
その賑やかさを演出しているのが、チャリンチャリンと心地よい鈴の音。
何処に鈴が?と思ったら、台座ステージの下に仕込まれていました。

本品は戦前1930年代のものですが、電子機器が未発達な時代に、音を演出に取り込む工夫にちょっと感動します。
鈴の音に合わせて踊るピエロの姿を眺めていると童心にかえり楽しさが広がるレトロな玩具です。

戦前の名品を数多く作っていた菱形の中にC.Kのマークでお馴染みの倉持製です。
全体的に保存状態がよく80年程前の玩具とは思えないほど綺麗な状態です。
コレクションとしての価値は非常に高いです。

箱の上蓋の内側にはシアターの組み立て方が掲載されています。
貴重な元箱も残り、経年による多少の痛みはありますが時代を考えると資料としての価値もあります。

・サイズ:高さ:約26cm、幅約23cm、奥行き約12cm
・材質:人物/セルロイド、屋根/紙、ほかブリキなど
・コンディション:箱付美品

http://blogs.yahoo.co.jp/coast1386/14305503.html

参考資料・・・同じ金型を流用して約20年後の1950年代に作られた同じクラモチ製?のピエロの「マリオネットシアター」もあります。
トイランド製作所製 マリオネットシアター 外箱付き
こちらは価格/108,000円(税込)となっていました。

http://www.toy-garage.jp/products/detail.php?product_id=3714

写真をクリックすると大きく見れます。
過去のブログ記事も加筆、訂正、写真追加している場合がありますので宜しければ時々、覗いてみて下さい。

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