1960年代 仔犬を追いかける犬 「DOG CHASING PUPPY」は三国産業製

1960年代に作られたミクニ製の仔犬を追いかける犬の玩具「DOG CHASING PUPPY」です。

ディズニーの101匹ワンちゃんに登場する様なダルメシアンの親子犬の絵柄が可愛いですね。

この時代はパッケージが英語表記で、殆どがアメリカなどへ輸出されていました。

三国産業は、東京プレイシング商会(トープレ)で「ピエロのスケーター」をはじめとする数々のブリキ玩具の名作を作り出した天才ブリキ職人・串田恭男氏が立ち上げた玩具メーカーです。
串田氏は、新日工業→”T.P.S”こと東京プレイシング商会→ミクニ産業へと活躍の場を移していく。
戦後、日本が海外向けの玩具製作で復興していく時代からの職人さんで、進駐軍が古本屋に残した雑誌(POST誌のノーマンロックウェルの絵等)を参考にしたデザインや色遣い、複雑なメカニズムのゼンマイ玩具を海外の子供達の為に生み出し続けた。
その斬新な作品は、現在から見ても少しも色褪せることはない。

ゼンマイで動きます。
犬同士はブリキの細い板で繋がっており、ゼンマイを巻くとピョンピョン跳ねながら仔犬を追いかけます。
欠損しがちな布製の耳や、後ろの犬のゴム製の尻尾も付いており遊ばれた形跡がなく足の裏には当時?の値札シール170円も付いたままです。
オリジナルの箱も多少のダメージはありますが、凹み、破れ、潰れ、汚れ、褪色なく良好です。
昭和30年代 MADE IN JAPAN ミクニ産業製
本体サイズ:高さ9センチ×長さ19センチ×奥行き6センチ。
箱の大きさ:高さ7センチ×幅15.5センチ×奥行き6センチ。

更に、一部同じ金型を流用した犬の太鼓叩き「DOGGIE DRUMMER」です。

同じ時代、同じメーカー製です。
ゼンマイで体を上下に振って太鼓を叩きます。
欠損しがちな布製の耳や、後ろの犬のゴム製の尻尾も付いており遊ばれた形跡がなく足の裏には当時?の値札シール170円も付いたままです。
オリジナルの箱も多少のダメージはありますが、凹み、破れ、潰れ、汚れ、褪色なく良好です。

昭和30年代 MADE IN JAPAN ミクニ産業製
本体サイズ:高さ12センチ×長さ12センチ×奥行き5.6センチ。
箱の大きさ:高さ11センチ×幅12センチ×奥行き6センチ。
どちらも価格応談にて販売可(売り切れご免)

http://blogs.yahoo.co.jp/coast1386/14199656.html


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過去のブログ記事も加筆、訂正、写真追加している場合がありますので宜しければ時々、覗いてみて下さい。

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