今思うと何故あんなにも流行ったのだろう?・・・社会現象にもなったダッコちゃん

とても珍しい昭和30年代製のダッコちゃんです。

ダッコちゃんは、1960年(昭和35年)に発売された空気で膨らませるソフトビニール人形の愛称で、当初は「木のぼりウィンキー」「黒ん坊ブラちゃん」といった名前で売り出された。

発売されて以降、若い女性を中心にブームの兆しが起こった。
ぶら下がる機能を活かしてこの人形を腕にぶら下げて歩く女性が街中で見られるようになった。
マスコミが取材対象とする中で、この商品には「ダッコちゃん」という愛称が与えられた。
テレビに登場した結果ブームに火がつき、注文が爆発的に増え玩具店、デパートでは常に在庫切れとなった。
デパートが販売のために発行した整理券にダフ屋まで登場した事もあったという。
1960年(昭和35年)末までに240万個が販売される大ヒット商品となり、製造元の宝ビニール工業所が株式会社タカラ(現:タカラトミー)となる基盤を作った。

1988年(昭和63年)頃に、黒人差別論争が活発化し漫画やアニメなどのステレオタイプな黒人の描写が差別的であるとしてさまざまな出版社や制作会社が自粛をした。
その論争のなかに「ダッコちゃん」も加えられ、成型色を変えるなどの対策をとったものの現代は製造販売が停止されている。

●ダッコちゃんの空気ビニール人形
製造が追いつかずブームに便乗して、眼がウィンクしない偽者なども出回るなど社会現象となりました。

●ブリキ製ダッコちゃんのメリーゴーランド
本体、箱共に製造国、製造メーカーの記載なく詳細不明です。
サイズは31.3cm×22.8cm、本体高さ:約16cm。
外箱には経年による痛みがあります。
製造時時、及び経年によるスレ・傷があります。
販売可。

https://www.youtube.com/watch?v=q4Zm3vhpgQs


●ダッコちゃんの福笑い
福笑いとしてはとても珍しい「ダッコちゃん」の絵柄です。
以前はおもちゃメーカー「タカラ」のトレードマークでしたが、人権問題の関係上、使用されなくなりました。
サイズは31.3cm×22.8cm。
玩具店の長期在庫を発掘・未使用・美品。
デッドストックで破れ、色褪せ、折れなど、ありません。
680円+送料82円で販売可。

写真をクリックすると大きく見れます。
過去のブログ記事も加筆、訂正、写真追加している場合がありますので宜しければ時々、覗いてみて下さい。

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