伊根の津母(つも)という所に
大きな旅館があります。
高台の見晴らしのよいところに建っています。
そこに、大学の留学生が研修を兼ねて
1年間滞在されています。
インドネシアからの留学生。
働きながら、学んでいる
アユちゃんとデシちゃんです。
伊根にはお店が少なく、
津母にもない為、
とくし丸に買い物に来てくれるようになりました。
2人は、日本語がまぁまぁわかるし、喋れるので
コミュニケーションがほぼほぼとれます。
そして、観光の勉強をされているだけあって、
社交的で、とても明るくかわいいのです。
「ミホサ~ン♪」と、
名前を覚えて、気さくに呼んでくれます。
私も、名前だけはかろうじて判るインドネシアに
興味津津!!
「インドネシアも暑いの?」
「はい。インドネシアは1年中暑いです。」
「湿度も高いの?」
「シツド?何ですか?」
今は、便利な物がありますね。
スマホで、『インドネシア 湿度』と、調べると
『keiembaban』
「お~!keiembaban!!
ん~すごいです(困り顔)」
とか、
インドネシアのお金を見せてくれて
「この人は、デビ夫人の旦那さんです」
「え~っと、スカルノ大統領!?」
「そうです!」
「お~~!!」
で、これは日本円で1000円だそうです。
ピンクや青や緑と色もカラフルで綺麗なお札でした。
あれや、これや色々質問する中で、
どうもとんちんかんな答えが返ってきた時がありました。
「ん?こうこうこうだよ?」と、もう1度説明すると、
ようやく間違った返答に気付いたようで、
「お~!うっかりはちべえ!!」と、
大げさにおでこをたたくリアクション!
めちゃくちゃ、レアな日本語に
大笑いしてしまいました。
なんでも、一緒に働く年配の方に教わったそうです 笑
まだまだ、ひらがなとカタカナが読めるくらいで、
あとは、メニューにある漢字くらいらしいですが、
インドネシア語、バリ語、英語、日本語
そして、伊根弁が少しわかるそうです 笑
バイリンガルです!
私もインドネシア語を1つマスターしました。
「トリマカシン!」
日本語でありがとうです。
私が「トリマカシン!」と、言うと、
笑顔で、「オオキニ!」と、手を振って帰っていきます。
「ミホサ~ン、次は水曜日ね!」と。
聞くと、お母さんの年齢と一緒!
かわいいかわいい娘たちです。
彼女たちがお国に帰るまで、
彼女たちがたくさんの日本語と伊根弁を学ぶ間に
私は、いくつ言葉をマスターできるでしょうか?笑
いつも、外国の方と接する度に感じます。
言葉は喋れるにこしたことないけど、
根っこはハートトゥハートだなぁ~って。
笑顔は万国共通。
心と心を繋ぐ1番のアイテム。
大好きな津母に、
またひとつ楽しみが増えました。
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