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| とくし丸 | | 2件のコメント

年々、少子化が進み、外で遊ぶ子供の声を聞くことが減ってきました。

私が通っていた中学校もなくなり、

各地の小学校も中学校も合併がひろがっています。

それが、本当に寂しい…悲しい…

子供の笑い声と笑顔は最強で

周りのみんなを自然と笑顔にしてくれます。

子供たちの声の聞こえない地域は

やはり寂しいです。

伊根町の大原地区では、私がとくし丸を始めて回らせていただくようになった頃

子供さんは1人でした。

ブログでも、何度も紹介させていただいている『とくし丸の音楽に合わせて踊るぼうや』Hくんです。

たったひとりだったHくんは、本当に地域の宝物でアイドルで、

みんなをたくさん笑顔にしてくれました。

同時に、お客様の高齢化は進み、実際その地区でも

お亡くなりになられる方、家を離れて遠くの子供さんのところに行かれる方、

施設に入られる方も多くなりました。

これは、仕方のないことなのかな…と、受け入れざるを得ない自分がいました。

実際、私の住む宮津市でも

居住者のいなくなった地域をたくさんみてきていたからです。

でも、でもです!!

なんと!今!

その大原地区には子供さんが12人おられるんです!!

これは、本当にうれしいビックリです。

私が仕事を始めて5年半。

この間に、1人から12人です!

Hくんが、2人のお兄ちゃんになりました。

そして

読売テレビの「tenのノゾキミ」にも出演してくれた神谷さんご夫妻のように、

関東の方からIターンで来られ、出産して子育てされてる方もいらっしゃいます。

また、伊根町が新たに町営住宅を建設し、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこに独身者(Iターン)の方、若いご家族が移り住まれたという事もあります。

今新たに介護施設も建築中で

ここにも雇用がうまれると思います。

自然が豊かで、住んでいる方々の心も豊か✨

集う子供たちの笑顔はイキイキと輝いています!

川でザリガニを捕った!!

こんな虫見つけたよ!!

そんな、子供らしい姿に

みんなの笑顔が自然とひろがります♪

ついこの間、住宅の横の敷地に遊具が設置されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5年前に、この地に遊具が設置されることなど

想像もできませんでした。

その遊具に、私の心が釘付けにされました。

(勝手に)希望の光✨に見えました。

本当に、過疎化の進むこの丹後で、

モデル地区だなぁ~と、感心しきりです。

過疎化が進むことを食い止めたいのに食い止められない歯がゆさと、

当たり前のようにその現実を受け止めようとしていた自分に

熱い気持ちがまた沸き立つ興奮を感じました。

きっと、ここだけじゃなく

全国で少子化・過疎化が進んでいます。

きっと、小さい情熱をみんなが持ち続けることで

少しずつ状態がよくなるって信じています。

私にできること。

また考え直して、前に進みたいと強く思いました。

子供は宝だ✨


フクヤさんの青果さんに

御年82歳のパートさんがおられます。

お名前は、滝波さん。

通称「タッキー」

とても、元気でお若いので、この記事を書くために

キチンと年齢を聞いてびっくりしました。

タッキーは、元々運送会社でトラックを運転されてたそうです。

60歳で退職後からずっと、フクヤさんで働いておられるそうです。

私が、お客さんとしてフクヤさんに来ていた時から、

とても親切で愛想の良い方だなぁ~と、思っていたのですが、

とくし丸を始めてからも、それは変わらず、

慣れない私に優しく、そしてユーモアたっぷりに話しかけてきてくれて、

私はずいぶん助けてもらったものです。

そして、今も。

「タッキー、おはよう!」

「おっはよう!今日も愛してる?笑」

これが、タッキーのみんなへの挨拶です。

どんなに忙しい時でも、このタッキーのユーモアで

頬が緩みます。

そんなタッキーも、年齢には勝てない時があって、

ついつい忘れてしまったり、ミスもあるのですが(これは、年齢に関係なく

誰でもあることですよね)、そんな時は、孫ほど離れた人から

いじられたり、注意されたりするのです。

それでも、タッキーはユーモアを忘れず、場を和ませてくれます。

昔働いていた会社の上司に

「ほんまに賢い人は、みんなの前でバカになれる人だ。」と、教えてもらいました。

もし、知っていることがあっても

「へぇ~そうなんですか。ありがとうございます!」

これも、自分が知らないふりをする(バカになる)という事だし、

年下にいじられたりするのも、もしプライドの高い人なら

怒り出して、場が嫌な雰囲気になるけど、

道化師になることで、周りの雰囲気を逆に和ませることが出来ます。

これは、わかっていても、なかなかできることではないし、

人間ができていないとできない事です。

私は、そんなタッキーを心から尊敬しています。

「お母さん、これは、何個やったかいな?」

いつも、私の事をお母さんと呼ぶので、その都度

「こんな大きな息子を生んだ覚えはない!!」と、返します。

「もぉ~、またそんなん言うてぇ~」

吉本的に、何回も何回も繰り広げられるこのやりとりを

周りの人も楽しんでくれています。(きっと 笑)

最近、ケガや体の不調が続いているタッキー。

どうか、いついつまでもお元気で、

私に、そして若い人たちに

活きた学びを教えてやってください。

タッキー、今日も愛してるよ♪ 笑


コロナ禍の真っ最中のこの春、息子が高校を卒業し

新しいスタートをきった。

思いもよらない未来に、戸惑いや不安が親にももちろん

息子本人にもあったと思う。

半年間は親元を離れて、寮の付いた学校で学び、なんとか卒業し、

9月に家に帰ってきた。

いよいよ、本格的な仕事が始まった。

そして、新しい家族の生活が始まった。

今まで、あまり家でしゃべらなかった息子が、

帰ってきてからはうるさいくらいによく喋る。

息子は息子なりに、半年間とはいえ、親元を離れて

感じることがあったのだろうか…。

仕事柄、勤務時間がまちまちなんだけど、

まだ研修中の2ヶ月間は日勤で定時に終わるので…と、

お父さんの代わりに、毎日フクヤさんに寄って、

掃除をしてくれた。

してくれと頼んだ覚えはないのに、ビックリしたけど、

本当に私も旦那さんも嬉しかった。

いよいよ、11月から本格的な勤務が始まるね。

あまり、とくし丸でのお手伝いは直では活かせないかもしれないけど、

きっと、元気な挨拶はどこに行っても通用すると信じているよ。

こんな、母にはもったいない

優しい子に育ってくれてありがとう。

日給1000円もらって、喜んでとくし丸に乗ってくれてた子がねぇ〜 笑

大きくなったもんだねぇ〜✨

2か月間ありがとうね。

これからは、自分自身の為、社会の為、地元のみなさまの為、

精一杯がんばれ!

母も負けずにがんばるよ!


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