» 2019 » 2月のブログ記事

年ばっかり、人と同じようにとって、大きくはなっていますが、

中身は全く成長がなく、まだまだだなぁ~と思うことばかりの毎日です。

だから余計に

お客様とお話させてもらって

勉強になることがたくさんあります。

腰が大きく折れ曲がって、

手もなかなか力が入らず、自由が利きにくいお客様がおられます。

でも、雨でも少しばかり天候が荒れてても、30メートルほど歩いて

買い物に来てくださいます。

たくさん、お買い物して頂いた日は、荷物も多く重くなります。

そんな時は、近所の方や私が、「持って行こうか?」と、声を掛けます。

でも、その方は

「いい。自分で持って帰る。」と、言われます。

荷物が多いときは、袋を2つにして、両方の手で持って

重さを分散させて…。

「今日は、さすがに重たいわぁ~。持って行くよ。」と言うと、

「今は、あんたが持って行ってくれるけど、

いざ、1人でなんとかせんなん!って、時に困るんや。

だから、その時のためにも、日頃から甘えんと自分でできるように

鍛えとかなあかんのや。あんた、いざって時に、助けに来てくれるか?」

確かに…。

私は、日頃、旦那さんに、子供たちに、母に、

そして、仕事ではフクヤさんに、たくさん頼って甘えています。

特に旦那さん。

どんなに疲れていても、もしかしたら、自分で頑張ったらできることも、

つい甘えが出て、だんなさんに頼っています。

今は、旦那さんが健康でいてくれるからいいけど、

いつ、健康を損ねてしまうかわかりません。

「いざって時」です。

頼る量が多ければ多いほど、その時の負担は大きくなります。

でも、今は元気だから…。と、

旦那さんの優しさに甘えまくっています。

その方の強さが、私の弱さに教えてくれました。

いつも思います。

その方だけでなく、戦中戦後を生き抜いてこられた方は

本当に強い!

毎日、「すごいなぁ~」がいっぱいです。

少しでも、「すごいなぁ~」に近づけるよう見習ってがんばります!

 

 


昨年は、本当に沢山のお別れがありました。

亡くなられた方、入院された方、転居された方…。

亡くなられたお別れじゃなければ、またお会いできるかもしれない。

そうは思っていても、やはりお会いできないのは寂しいものです。

Oさんは、秋ごろご主人を亡くされました。

とくし丸での買い物はほとんどOさんでしたが、

ご主人もいつも顔を見せてくださり、お話してくださいました。

いつもいつも、ご主人の事を一番に考えられ、

ご主人の事で寝られない日々が続いても、

ほんの少し弱音を吐かれることはありましたが、

ご主人を大切にされているのがとても伝わっていました。

そのご主人を亡くされ、その後、お会いする事ができなくなりました。

何度、お家を訪ねてもお留守です。

「あ~きっとお1人になられ、心配されたお子さんたちのどちらかに

行かれたのかなぁ~。さびしいけど、とにかくそれなら安心か…」と、

自分を納得させていました。

また、お別れが言えないまま逢えなくなるのか…。

寂しさは募るばかりでした。

それが、年を明けてすぐ、連絡がありました!

「あんた、ごめんよ。ずっと連絡もせんと…。

お父さんの葬儀が終わらん間に、急に足が動かなくなって

ずっと3カ月入院しとったんや。手術して、リハビリして

なんとか頼んで、暮れに帰らせてもらったんや。

娘や息子が来てくれて、買い物行って来ようか?って、

言うてくれたけど、またあんた来てくれるか?

独り暮らしになったし、そんな買われへん、めんどくさいような事やけど。

ええか?来てくれる?」

もう、嬉しくて嬉しくて…。

電話を周りで聞いていた家族もビックリするほど、喜びました。

「よかったです!また、会える!!

そんなん、買い物なかったって、顔だけ見に行きます!!」

まずは、ありったけの喜びを伝え、

くれぐれも無理のないように。と、お願いしました。

まだ、入院されたまま年を越されたお客様が何名かおられます。

会えない寂しさと心配はものすごくありますが、

こうして元気で帰って来てくださると、

きっと、入院されてる皆さんも必ず帰ってきてくださる!!と、

心が強くなります。

まだまだ、寒い日もあります。

体調管理、転倒予防。

声掛けをうるさいくらいして

みんなで元気に春を迎えたいと思います!!


新年早々、ある方から電話がありました。

それは、あと半月ほどで唯一のスーパーが

なくなってしまうという地域の住民の方でした。

それで、なんとかしたい!という思いで

「とくし丸」をやっている私に連絡をしてくださったのです。

その方とは、フェイスブックでつながっていました。

京丹後市の宇川という地域で、

宇川加工所というグループの一員として、

町の活性化に取り組んでおられる増田さんという女性です。

その代表の方と一緒に、「とくし丸」について

話が聞きたいという事でした。

代表の方は、丹後でも有名な山口さんという女性。

とてもバイタリティあふれ、地域や丹後のために

色んな取り組みや活動をされてる方です。

それに賛同されてる方々が、一緒に宇川加工所のメンバーとして

活動されています。

私も、是非お会いしたい!と、思いました。

1/7、私の家の近所まで会い来てくださいました。

新聞やメディアで、今までお顔は知っていましたが、

お話するのははじめて。

とても、シャキシャキされてパワー溢れる女性でした。

まずは、宇川で唯一のスーパーがもうすぐなくなる。

住民はとても不安で困っている。

そうこうしているうちに、もうなくなってしまう。

手をこまねいてる間に、できる事は全部やっておきたい。

既に、去年の7月にいずれスーパーが閉店する、と聞いた時点で

山口さんは動いたそうです。

実際、山口さんは宇川の住民のみなさんにアンケート調査したり

すぐに近隣のスーパー「いととめ」さんにお願いし、

「いととめ」さんがやっている移動販売車を空いている日曜日に

使わせてもらえないか?と、打診したり。

社長はとても男気のある方で、快諾して、来週、さ来週とりあえず、

回ってもらうことになっている。

と、言われていました。

でも、可能性として「とくし丸」さんのお話も聞きたい。と。

私は、自分がわかる範囲でお話しました。

そして、聞けば聞くほど、自分が行きたい!と、思いました。

でも、実際、宇川までは普通に走るだけでも、45分かかります。

それに、今現在、「来てほしい!」と、言って頂いてる他の地域にも

回りきれなくて行けてないのが現状です。

とにかく、今私が出来る事。

もしかして、誰かが移動販売をする際、

安くで車両が購入できないか、

私がお世話になっている徳島県の「マーキュリー」大平さんに

すぐに電話して聞くことでした。

山口さんは、なんでも可能性のある事は、とりあえず

持っておきたい!という思いがあるようでした。

「住友さんにもお話しましょうか?」という問いかけには、

「私1人の一存では…。」という事で、

それは、とりあえず保留でした。

 

まぁ、でも

よくよく、考えてみてください。

今まで、当たり前のようにあった年中無休のお店が

ある日をもってなくなるのです。

車で近隣の町まで行ける方はなんとかなるかもしれません。

でも、車に乗れない方々には切実な問題です。

それは、もしかしたら、明日にでも自分が車に乗れなくなるかもしれない。

そう考えたら、困難さが少しはわかると思います。

いつかは、誰もがぶつかるであろう問題でもあります。

今のところは、「いととめ」さんが試験的に回ってくださるということで、

第一回目の販売の様子を見に行かせて頂きました。

その日は、今年の冬には珍しく寒い日でしたが、

「いととめ」移動販売車両の前には行列が出来ていました。

みなさん、初めての車両に興味津々。

そして、とても喜んでおられる様子が伝わってきました。

「いととめ」さんの車両は、「とくし丸」と違って大きい!

車内に入って、販売してもらえます。

しかも、自動で中が横に拡がります。

私も初めてだったので、「お~!!」「わぁ~!!」

いちいち、驚いて見ていました。

「とくし丸」は、小さいからのメリットがあります。

どんなに細い道でも、家の玄関先にもつけられます。

でも、雨風雪などの悪天候はゆっくりお買い物してもらいにくいところもあります。

その点、「いととめ」車両は、暑くても寒くても、雨でも雪でもお構いなく

ゆっくり買い物できるなぁ~と、そこはすごく羨ましく思いました。

2回目の、試験販売もとてもみなさん喜ばれ、

泣いて感謝される方もあったようです。

その後も気になりながら、エールを送りつつ、時間は過ぎていました。

そして、先日の京都勉強会で…。

本部の方から、住友さんが、すでに宇川のことをメディアで知って、

早速、次の週に京丹後市に行かれるんだ。という事を聞きました。

すぐにその場で、住友さんに確認し、私が山口さんとお会いしたこと、

「いととめ」さんの販売も見に行った事など報告しました。

住友さんは、とにかく、困っている地域を放っておけない!

とにかく、行って話しをしてくるよ!と。

山口さんと一緒。

熱いし行動が早い!

さすがです!

 

話し合いどうだったかなぁ~。と、気にしていると、

2/5朝、山口さんから連絡がありました。

「この前の話し合いの様子が詳しく、今日の毎日新聞載ってるから見て!」と。

早速、積込の途中、向いのコンビニに買いに行きました。

本当に大きく載っていました!

 

宇川に、「とくし丸」が走るには

まず、「やる!」という近隣のスーパーがなくてはなりません。

そして、スーパーが決まったら、私のように

「やりたい!」という販売パートナーがいないとできません。

クリアすべき事がきっとたくさんありますが、住友さんは

住民の方のために、根気よくがんばる!と、言われていました。

今、丹後で「フクヤ」さんから出ている「とくし丸」が9台。

結構、たくさん増えたな。と、言われますが、

それでも回りきれてない地域があるのです。

そして、全国では

宮崎県と沖縄県を除く、1都2府45県でおよそ370台の

「とくし丸」が走っていますが、全然足りてない、

まだまだ行けてない地域がたくさんあるのです。

待っている方々がたくさんおられる。

その数は、もしかしたら、毎日増え続けています。

ご理解、ご賛同くださるスーパーさんが増え、

やる気のある販売パートナーさんがどんどん増えるよう、

微力ですが、「とくし丸」の魅力を、やりがいを

もっともっと伝えていく事が、私にできることなのかなと思っています。

「とくし丸」は素晴らしい仕事だと、約4年やってきて

毎日思います。

お客様の笑顔が見れる、そして自分も笑顔で元気に働ける。

薄れていく人と人とのつながりの大切さを肌で感じ、

人と人とでしか生まれない感動や温かさを実感できる仕事です。

人が好き。

単純にそう思える人が仲間としてどんどん増えてくれることを願っています。

そして、買い物難民・買い物弱者と言われる方々が

少しでも減り、豊かに過ごせる社会になれるよう願っています。


思わぬ事…が、続いてます。

49回目の誕生日の前後で…。

電気が消えて大変だったのも束の間、

なんとか応急処置をしてホッとしてたら

今度は、音が出なくなった。

これも、パニック。

そして、とくし丸を始めてひいてことのない風邪をひいた。

そして、声が出なくなった。

それは、まさに

とくし丸本部が初めて開催する

とくし丸勉強会の朝だった。

その勉強会では、一応任務を授かり、

僭越ながら、みなさんの前で声を発するという事も…。

行きのバスでは、のど飴をなめまくりました 笑

いや、笑えない。

京都駅のすぐそばの会場に

なんとか迷わず到着!(グーグル様様です 笑)

勉強会では、

本部の皆さんが事前に数々テーマを用意され、

そのスケジュールに沿って進行されました。

まずは、グループにわかれグループ内で自己紹介。

お久しぶりの方もおられましたが、殆どがはじめての方ばかり。

販売パートナーさんはもちろん、スーパーのとくし丸担当の方もおられます。

その後は、各地の優秀な販売パートナーさん3名がピックアップされ、

各人の販売風景動画を見て勉強しました。

それぞれに工夫され、それぞれに人間に魅力のある方ばかりでした。

あそこは真似したいな。

あんな風にすればいいのか!が、いっぱいでした。

 

「スーパーさんと販売パートナーさんの関わり」事例では、

関西スーパーの村山かおりちゃんが発表。

かおりちゃんは、以前テレビの「スッキリ」にも出演され、有名人!

慣れたものです。

落ち着いてありのままで、

とても聞きやすく、わかりやすい発表をされました。

さすがだなぁ~と、感心していたら、

ホロリとさせられるエピソードも紹介され、

本当に素晴らしい発表でした。

きっと、みんながそういう素敵なエピソードを各自持っていて、

同じ篤志の心で販売をしていると思います。

改めて、色んな方の色んなお話を聞くと

勉強になるし、刺激になり、

やっぱり「とくし丸」って

素晴らしいやりがいのある仕事だなぁと思います。

住友さんのお話もやはり聞かせてくださいました!

お話慣れされているのもありますが、

人を引き付ける力、話術はすごい!

ず~っと、聞いていられます。

いや、ず~っと、聞いていたいと思いました。笑

さてさて、そんなこんなで私の出番が…。

「先輩パートナーさんに聞いてみよう!」というコーナー。

私ともうひとかた、三ッ丸スーパーの塩見さんが前へ。

進行の坂本くんから、色々質問を受けます。

例えば、記念イベントについて。

とか、こんな工夫やってます。

とか、失敗談と解決策は?とか。

事前に質問内容は聞いていたので、頭の中には答えは入れてました。

でも、まぁ大勢の前、緊張しますわね。

まず、「レシピ大賞の反応は?」という質問。

以前お客様を対象にレシピを募集し、賞を決めたのですが、

それで大賞に選ばれたお客様が塩見さんのお客様だったので、

そのエピソードを披露されました。

そして、会場にはその大賞をとられた「さば缶のお寿司」の試食も

用意されていて、みんなでいただきました。

丹後には、昔から伝わる鯖のそぼろを使ったお寿司で、

なつかしい、やさしい味がしました。

三ッ丸スーパーさんでは、商品化され販売されているそうです。

さぞ、受賞された方もお喜びでしょうね。

 

さぁ、次です。

「水口さん、水口さんの体調管理法を教えてください!」

1番恐れていた質問です。

本当は、1番胸張って答えたかった質問でした。

今まで、1度も体調を壊して休んだ事ないんですもん!!

声を大にして言いたかった…。

でも、出ない…。

声が…。

まさかの…。

このタイミングで…。

「悔しいです!」

一応は、管理法を披露しましたが、説得力がない…。

笑い話にしかならない…。

本当に、聞き取りにくい声で、折角の用意していただいた場で

力を発揮することができず、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

もし、またリベンジさせていただく機会がありましたら…。

たぶん、ないな 笑

勉強会を終え、会場を移して懇親会もありました。

美味しいお料理がたくさん用意され、

はじめましての方や再会の方で色んなお話ができました。

 

 

 

 

 

 

 

残念なのは、全員の方とお話できなかったこと。

私はラインでフクヤさんのグループや

全国の仲間グループがあるので心強いですが、

中にはスーパーで1台だけで、周りにも聞く人がいなくて

一人ぼっちなんですよ。と、言われる方もおられ、

こういう機会はとても貴重で有意義なものだなぁ~と感じました。

販売は1人でやってるけど、1人じゃない。

よく、住友さんがスイミーのお話にたとえられますが、

まさにそうだと思います。

全国で今、370台。

ひとりひとりのがんばりで、

お客様の笑顔が増える。

全国で55万人のお客様の笑顔が

もっともっと拡がりますように。

この勉強会でまた強く思いました。

ご準備から、当日の運営までとても大変だったと思います。

本当にありがとうございました!

また、活かしてがんばります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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