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後悔

| とくし丸 | | 2件のコメント

暑かったり、寒かったり…。

まだ若い私たちでも体調を崩しがちな毎日。

おかげさまで、私はとても元気なのですが、

お客様の中には沢山体調を崩されてる方がおられます。

「朝晩の気温差が激しいので、一枚脱いだり着たりして調整してくださいね」とか、

「家にいても熱中症になるんですよ!家でも、しっかり水分摂ってくださいね」とか、

「こんな暑い時には、なるべく畑は出ない方がよいのではないですか?

倒れたら大変ですよ!」とか、うるさいくらいに声掛けをしています。

先日、いつものように買い物に来られたお客様。

どうも、いつもと様子が違うようです。

でも、いつも決まったものを必ず買われるし、

それは間違いなく買われました。

でも、でも、なにかがおかしい…。

なんて説明していいのかわからないけど、すごく気になりました。

全部お買い物された後、

「〇〇さん、大丈夫ですか?

なんか、今日はちょっと調子悪くないですか?

暑いので、しっかり水分摂ってくださいね。

いっぺんに摂らなくても、少しずつこまめに水分補給してくださいね」

周りのお客様が笑われるほど、しつこく言いました。

言うと、最後にいつもの笑顔でにっこりされました。

『私の思い違いかな?笑顔だったな…』

地域包括支援センターにお伝えしようか迷いました。

でも、なんでもないかもしれない。

騒ぎ立てたら、包括さんにもご本人さんにもご迷惑かな…。

迷いました。

夕方にはいつも息子さんが来られるのも知っていましたし、

なにより最後の笑顔で少し安心してしました。

次のお買い物で、そのポイントに行くと

別のお客様が教えてくださいました。

「〇〇さん、脳梗塞だったって。」

背筋が凍るようでした。

ドキドキして、硬直してしまいました。

「でも、入院せんと戻ってきなったし、意識もしっかりあるし

大丈夫みたいやで」

それでも、私が報告しなかったことが悔やまれて悔やまれて仕方ありませんでした。

そのお家には遠方からご家族が来られているようでしたので、

すぐにご挨拶に行き、心からお詫びしました。

「いえいえ、いつもお世話になって、

そうして気にしてくださる方がおられるだけでとても心強いんですよ。」

と、言って頂きました。

「また、良くなったら買い物に行かせてもらいますね」と。

包括支援センターにも電話し、今後、もし取り越し苦労であっても

気になる事があったら連絡させてもらっていいですか?と、

改めて確認させてもらいました。

幸い、大事には至らず、軽い症状で済んで本当に良かったですが、

ずっとずっと後悔は残りそうです。

「見守る」

簡単なことではありません。

これからも、些細なことも見逃さず、お客様の安心安全を

見守れるよう気を引き締めなおしていきたいと思います。


本の反響

| とくし丸 | | 4件のコメント

「ねても さめても とくし丸」を発売してから約2ヶ月が経ちます。

まだ、2ヶ月か…。と、思うほど、色んな反響を頂いています。

徳島新聞さん、朝日新聞さん、京都新聞さんにも大きく掲載して頂き、

全国の各地方紙の書評にも掲載して頂き、

両丹日日新聞さんのコラムでも紹介して頂き、

ねこじゃらしさんでも紹介して頂き、書店さんでも大きく展開して頂いたりしています。

そのおかげさまもあり、たくさんの方に本を知って頂き、

本を読んで頂いたようで、たくさんの感想を頂いています。

全国各地から、お顔も知らない方々から感想のメッセージが届いたりもします。

「一気に読んでしまった!」

「もう3回目読んでいる。」

「泣いた、笑った、感動した。」

「次早く読みたい! 第二弾まだ?」など 笑

嬉しいお言葉を頂き、有難い限りです。

こんな方も。

「あんた、大変なんやなぁ~。

あんた、いっつも笑顔で元気やし、そんな大変なんて思わへんかったわ」と、

涙ぐみながら…。

ブログでは、楽しい面白い話がほとんどです。

でも、それが一冊の本となるとそればかりでは成り立たないということで、

苦労話やビジネス的な話も書き加えなければいけませんでした。

だから、大変なんやなぁ~と、思って頂いたようですが、

それ以上に楽しい!嬉しい!素晴らしい!の方が100倍強いんですよ!

そこは、念を押させて頂きます!笑

また、ある方からは、

「新しく就いた仕事で、失敗ばかりで落ち込んでいました。

でも、本を読んでひとつひとつの仕事をきっちりすることの大切さを再確認し、

すごく前向きになれました。理屈抜きで元気が出ました。」と、全く違く職種ですが、

参考になったと言って頂きました。

ある方は、1年前にご主人を亡くされ、何もする気になれず、

ずっと家にこもりがちだったそうです。

なかなか、本を読む気にもなれなかったそうですが、

本を貸してもらい読んでいくと、

私もがんばらなあかんな!と、グッと元気が湧いてきた。

外に出て、また仕事を頑張る力をもらった!と、

本当に嬉しいお言葉を頂きました。

また、ある日には…。

私が積込をしていると

見知らぬ男性が声をかけてくださいました。

「本、読ませて頂きました。

一気に読んで、大変感動致しました。

もう、妻は亡くなったのですが、妻は生前小説が大好きで

よく本を読んでいました。妻にも読ませたかった。」と、

とても、優しい優しいお顔で話してくださいました。

きっと、奥様のことを大切にされ、仲の良いご夫婦だったんだな。と、感じました。

その方は、後日また、腕にお花を抱えて声をかけてくださり、

「今日は妻の命日なんです。」と、教えてくださいました。

全く、知らなかった方とこうして素敵な繋がりができたことも、

本を出したおかげだと思います。

ブログを読んで、本を読んで、

とくし丸をやりたい!と思った。と、言ってくださる方もおられます。

そして、実際に始められた方も。

それに関しては、責任重大だと感じていますが、

私が誇りに思っている「とくし丸」という仕事を、

たくさんの方に知って頂けたことも嬉しいことだと思っています。

そして、すでに販売パートナとして働いてる仲間の中にも

「今度、1周年記念に水口さんの本に載ってた『じゃんけん大会』パクらせてもらいます!笑」

と、言ってもらったり、

「水口さんの本に載ってたイヤフォンマイク使ってみたら超便利です!」

とか、

「今年の夏は、本に載ってた水口スタイルで乗り切ります!」

とか、言ってもらったりしました。

私が本に載せてること全てが、正しい・いいことではないと思いますが、

読んでもし共感してもらったなら、1度実践してもらって、

そこはご自身でいいか悪いか判断してもらえれば。と、思います。

実は、本を出版する直前と直後には本を出すことが急に怖くなったことがありました。

もちろん、今でも少しは怖いです。

自分の思想を世間の皆さんに読んで頂くという事は、

本当に恐れ多いことだと思います。

出すべきじゃなかったんじゃないだろうか?

そう思って、泣きそうになったこともあります。

でも、こうした嬉しいご感想を聞くと

たとえ、ひとりの方でも、そうして元気になって頂いた。

役にたって頂いたんだと、少しホッとした気持ちになります。

これからも変わらず、日々の何気ない日常を大切に

些細なことに感動と感謝の気持ちを忘れずに

ブログを書き続けていけたらな…と、思っています。

読んで頂き、感謝感謝です。


11月に富山県から研修に来てくださった古澤さんから、また 連絡がありました。

「今、開業の準備をしている黄レンジャーと桃レンジャーを連れて

水口さんとこに勉強に行きたいんだけど、いい?」と。

黄レンジャー? 桃レンジャー? 言わずと知れたゴレンジャーですが、意味がわかりません。

聞くところによると、古澤さんと契約しているヴァローレさんというスーパーでは、

現在、古澤さんと向井さんの2台がすでに稼働していますが、

今後、あと3台稼働予定で、もうあとの3台に乗る3人が決まっているそうです。

その中に、紅一点がいるため、ユーモアのある古澤さんが命名されたようです。

2号車は青レンジャー、3号車は黄レンジャー、4号車が桃レンジャー、そして5号車が緑レンジャー!

じゃあ、1号車の古澤さんは赤レンジャーですね?と聞くと、

僕は異端児だから、黒レンジャー!

なんだそうです。笑

に、してもチームワークばっちりで強そうです!

しかし、富山県から朝の積込に間に合うように来ようと思ったら

何時に起きて、何時に出発されるのでしょうか?

私は、そっちの方が気になって、心配で仕方ありませんでした。

これから始められるお二人が、そんな大変な思いをして丹後まで来られ、

私の販売を見て、さて学ぶことがあるのか…。

前にも書きましたし、今も強く言えますが、 私の販売は、ただ喋ってるだけです。笑

そして、一緒に回るコースは集合ポイントばかりのコース。

行ってみるまで、お客様が来てくださるか? 何人集まってくださるか約束もないし、全くわからないコースです。

毎回、マックスのお客様を想定してたっくさん積込むのですが、

毎回、ポイント、ポイントに着くまで怖いです。

このたくさんの積込が残ったらどうしょう…。しかも、今回は研修に3人。

色んな意味で、会うまでドキドキでした。

でも、久々に再開した古澤さんは、相変わらずバイタリティー溢れ、相変わらず早朝から爽やか!

はじめまして!のお2人も、はじめまして!とは、思えないほど親近感を感じる素敵な方たちでした。

黄レンジャーは、涌井さん。

桃レンジャーは、佐伯さんというお名前。

会って挨拶もつかの間、すぐに怒涛の積込が始まります。

いつも通り、自分のペースで積込し、お2人はついて積込のお手伝いをして頂きました。

←見てもらってることさえ忘れて、積込に真剣 笑

とにかく、土曜日は積込満載! いつも助手席が天井まで埋まるくらい積込みます。

今日は、お1人は助手席に乗られるということで、助手席の荷物は 同行車に積み込ませてもらうことに。

これをいいことに、いつも以上に積込んじゃいました。笑

いつも以上に積込完了! はぁ~ 笑

お3人さん、あまりの量の多さに口があんぐりでした 笑

いよいよ、出発! 助手席は桃レンジャー。

同じ妻であり、母親であるということで、 すっかりすぐに意気投合!

伊根までの25分があっという間なくらい話に花が咲きました。

着いたら、すぐに店開き!と、同時にお客様がどんどん来られます。

慣れない環境と販売に最初はオロオロされていましたが、

お客様との軽快なトークにすぐに打ち解けられ、 馴染んでおられました。

お買い物して頂いたお客様、おひとりおひとりに

地元砺波(となみ)市で、採取されたという

『いろはす』をお土産に配って頂くというお心配り✨

古澤さん:「お母さん、僕二回目やけど、覚えてる?」

Aさん:「………。」

Bさん:「あ~覚えとる!覚えとる!」

古澤さん:「うわ~嬉しいなぁ~。はい、これお母さんお土産!」

私:「Aさん、こんな男前覚えとらんの?!ほら、Bさんお土産もらっとるで! 覚えとる言わな!笑」

Aさん:「まぁ~!!覚えとる!覚えとる! 覚えとるで私もちょうだい!!」

一同大爆笑!!

そんなふうに、次々と販売ポイントに向かうと、

お天気がよかったのもあってか、まるで、富山からお客様が来られることをわかってるかのように、

どこのポイントも大勢のお客様でした。 有難いことです。

最初は、あっけにとられていたお2人も、次第にご自分のペースをつかみ、

どんどん接客に関わり、お話も弾んでいるようでした。

私は、とにかく自分の仕事で必死で、お構いする余裕もなかったのですが…笑

あれよあれよで、もう一台に積んでいた別注品や補充分の商品も減り、 順調に販売も進みました。

お客様が多いと、どうしても時間が押してくるのですが、

3レンジャーのおかげで、時間もいつもとほぼ変わらず、お店に戻ることが出来ました。

早朝からの長旅に続いて、慣れない地での慣れない販売にさぞお疲れだろうと思いますが、

「楽しかったですぅ~♪」と、桃レンジャー。

全く疲れも見せず、笑顔でそう言ってくださいました。

さすが、10っこ下! 若い!笑

同じ年の黄レンジャーは、かなり丹後のおばちゃんパワーにのみこまれてた感はありました(笑)が、

帰りの車で、色々今後のお話などできてよかったです。

もうすぐ開業で、きっとこれから大変なことがたくさんあると思いますが、

ヴァローレさんのチームワークはとても素晴らしいので、

みんなできっと力を合わせ、どんなことも乗り越えていかれることと思います。

離れていても、大切な仲間。

また、素敵な出会いがあり、仲間が増えたことに喜びと感謝です✨


2017.5.31

伝説の人、安達さんがフクヤとくし丸1号車を勇退されました。

徳島県でうまれた「とくし丸」が、県外に初めて飛び出したのが

京都府北部のスーパーフクヤさんでした。

フクヤさんが、やろう!と、思われたのですが、

実際にとくし丸に乗る人がいないと始まりません。

そこで、白羽の矢がたったのが、安達さんでした。

安達さんは、それまで別のスーパーの偉いさんをされていました。

お人柄やキャリアを買われてのスカウトだったのでしょう。

安達さんは、徳島にちょっと見学に…。と、誘われ

てっきり日帰りだと当日まで思っておられ、

日帰りの用意しかしていなかったのに

そのまま二泊三日の研修だったそうです。

これは、もう拉致ですね 笑

半分騙されたよう(笑)でも、最後はやる!と、決められたのですからすごいです。

今でこそ、随分認知されてきた「とくし丸」ですが、

安達さんが始められた時には、全く知られておらず、

すごい覚悟だったと思います。

そして、その時のお年が60を超えられていたのですから、なおさらすごい決心だったと思います。

安達さんが、頑張られたおかげで、2号車、3号車…と増え、

今の私があるのも安達さんの努力のおかげと心より感謝し、心より敬意を表したいと思います。

舞鶴と岩滝でなかなかお会いすることもなく、話をゆっくりさせていただくこともなかったのですが、

辞められた後、各号車に挨拶に来て頂き、少しお話させて頂く事が出来ました。

「なんで、急に辞められたんですか?」と、お聞きすると

「いやぁ、急でもなんでもない。ずっと決めとったんや。

これから、暑い夏が来る。もう、体力がもたんわ 笑」

確かに…。

安達さんより、少し若い私でもしっかり堪えます。

充分、歴史を作り、後輩に繋いで頂いたと思います。

本当にお疲れ様でした。

どうか、ゆっくりしてください。

そして、そっと、後輩たちを見守っていてくださいね。

安達さん、本当にありがとうございました!

←素敵なライトを頂きました。

ありがとうございました。


火金の楽しみ♪

| 家族 | | 4件のコメント

どうですか!

この暑さ!

暑さに弱い私に対する試練でしょうか?

食欲も自然と落ち、テンションも下がり気味になってしまします。

そんな私を案じてくれているのでしょう。

母のところに販売に回った日、

母から差し入れがありました。

なかなか、停まってお昼を食べることができない私も

一気にテンションが上がる美味しそうなお弁当♪

本当なら、木陰で新緑を眺めながらゆっくり食べたい!

でも、かき込まなければならない無念さ…。

でも、でも有難い!

高校卒業以来じゃないでしょうか。

母のお弁当。

小さいお弁当箱にギュッと沢山の食材が詰まってます。

これも、母の思いやりだと思います。

息子と旦那さんには毎日作ってもらっているので、

それだけでも有難いのに…。

うらやましいと、顔に書いてあったのでしょうか?笑

こんなん食べて、暑さに負けるわけにはいかん!

がんばるぞ!

火金がルンルン曜日になりました♪

そして、もう一人!

私の胃袋と心を満たしてくれる人が…。

暑さにバテバテで帰ってきた日

こんな夕食が待っていました。

彩りもきれいで、食欲をそそります!

朝、「青シソが残ってるし、これでなんかせなあかんな…」と、つぶやいた私の言葉を聞いていたのですね。

・鳥のささみのシソ巻フライ

・豚、ピーマン、ナスのみそ炒め

・フライに使って残ったと思われる玉子で作った玉子焼き

・ナスの味噌汁

彩りだけではありません!

味もめちゃくちゃ美味しかったんです。

腕をあげております!!

すばらしい!!

疲れもバテも飛んでいきました!!

仕事は過酷ですが、みんなの愛と支えのおかげで

今年の夏もなんとか乗り切りたいと思います!

本当にありがとう!

感謝です✨


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