» 2017 » 5月のブログ記事

大先輩

| とくし丸 | | 2件のコメント

このところ、おかげさまで日々忙しく

なかなかブログも書けない毎日でした。

それというのも、回るポイントが急に増えたことに大きく影響しています。

ある地区で、長年(40年ほど)移動販売をされていた方が4月いっぱいで

お辞めになられました。

私が小学生の頃から、ずっと変わらず販売をされていた方です。

私もよく知っています。

私が移動販売を始める前には、私の回っているエリアで

すでに数台の移動販売車がありました。

しかも、私が住んでいる近くの方ばかり。

私がこの移動スーパーを始めようと決めた時、

どうしても先にされていた方々の事が気になりました。

その方々の回られているところも、どうしてもかぶってしまうからです。

マネージャーさんに、おひとりおひとり挨拶して回りたいとお願いしました。

これから始めます。と、挨拶するのもおかしな話かもしれませんが、

何も言わず始める事がどうしても気持ち悪かったのです。

それは、ただ単に自分の気持ちを納得させるだけのことだったのかも

わかりませんが、それでも挨拶せずに始めることは

筋が通らない気がしました。

先日辞められた方に、私が挨拶すると、

「雨の日も暑い日も大変な仕事やで!

まぁ、頑張って!」と、私が幼い頃に見た印象と全く変わらぬ

優しい笑顔で言ってくださいました。

40年もの間、みなさんに愛され続けてこられた方の笑顔だと思いました。

そして、わたしもそんな風に長年愛される存在でありたいと思ったものでした。

そんなお客様から愛され続けてこられた方が辞められる!

それは、お客様にとって、とても大きなショックだったと思います。

「その地域の方が困ってる、行ってあげて。」

そういうお声を耳にする機会が当然増えました。

でも、本当に「うちに来て!」と、声をあげて頂かないと動けないのです。

今までも、「あの地区に行ってあげて。

来てほしいと言っておられる。」

と、他の方からお聞きして、事前に聞いて回ると

意外とそうでもなかった。というケースが何度かありました。

ポイント1つ増やしたり、ルートをちょっと変えることは

皆さんが思っておられる以上に大変な作業です。

今までのお客様に事前にご了承いただいたり、時間の変更をしたり、

商品の積込を変更したり…。簡単そうで、実は大変なのです。

だから、しっかり慎重にポイントを決めていかないと、後でまたややこしいことになってきます。

お客様もお客様で、来てほしいけど、どんなんかわからんし、来てもらっても

そんなに買わないかもしれないから、どうしょう…。と、尻込みされる気持ちもよくわかります。

そんなこんなで、新しいポイントを決めるまで、約半月ほどかかりました。

今のところ、お客様にはとくし丸を喜んで頂いているようで、毎回新しいお客様も増え、

ワイワイ楽しくさせていただいてます。

それでも、40年やってこられた方とは色々販売スタイルも違い

戸惑われることもあるでしょうが、これも、回数を重ねて少しずつ慣れていって頂けると

有難いなぁと、思っています。

これから私は何年、何十年続けられるかわかりませんが、

大先輩に負けないように、お客様に愛してもらえるよう

1から頑張っていこう!と、思っています。

どうぞ、よろしくお願いいたします。


携帯電話の契約をする時にプランを決めますよね。

私の契約したのは、話し放題だけど、通話は有料。

但し、1回10分までの通話なら300回まで無料。というプランです。

これで、月々1980円。

お店の方も、普通ひと月に300回かけないでしょう。とのことでそうしたのですが、

翌月、あまりの携帯代の請求の多さにビックリすることになりました。

「えっ!1980円ちゃうやん!やっぱり、こんなんうたい文句だけで、噓なんやん!」

そう思って、携帯屋さんに向かいました。

「通話料無料なはずなのに、〇〇円もついてます!」

お店の方は急いで、詳細を調べてくださいました。

すると…。

「お客様、電話の回数が300回を超えていますね。

私もあまり、一般の方で300回を超える方をしらないもので

おすすめしたのですが…。なにか、覚えがありますか?」

私のお客様は、集合ポイントに集まってくださる方が多く

離れた場所から来られる方もすごく多いんです。

しかも、音が聞こえない方も。

そこで、そのポイントに向かう前(前のポイントが終わった時点)に、

お客様に電話をしています。

「〇〇さん、こんにちは!これから、行きますので、ボチボチ出て来てくださいねぇ~」

とか、「おはよぉ~!(いつもお昼寝されてねむけまなこのお客様 笑)

もうすぐ行くよぉ~。起きてぇ~!笑」とか。

これは、音楽を聴いてから集まって来られるよりも

お客様がゆとりをもって準備できるよう、そして、効率よく時間を使えるようにもしています。

その人数が、1日15~20人。

その他に、お店とのやり取りだったり、業者さんとのやり取りだったり、家族とのやり取りだったり

1日に20~30くらいは掛けていました。

知らないうちに…。そりゃ、超えるわ。

もちろん、すぐにプランを変更!

1000円アップして、いくら掛けてもかけ放題プランにしました。

もう、これで気にしなくても大丈夫!笑


GW後半初日は、朝日新聞朝刊掲載から始まりました。

少し前に取材は受けていたので、いつ載せて頂けるだろうと思っていましたが、

新聞を見て、あまりの記事の大きさにビックリしました。

紙面の四分の一くらい使ってもらってました。

有難いことです。

そして、今日は旦那さんが車を一台出してくれて

一緒に回ってくれました。

二か所目のポイントで、観光バスから降りてこられた

中国からの観光客の方々が急に集まってきていただいて、

それでなくても沢山集まっていただくポイントが大賑わい!!

大変な混雑になりました。

旦那さんがいてくれてたおかげで、なんとかかんとか

いつもより少し時間オーバーくらいで済みました。

そして、久々の再会がありました。

「ねても さめても とくし丸」にも登場してくれる『のんちゃん』です。

いつくるのか、いつくるのかと、数時間前から楽しみに待っててくれたそうです。

「のんちゃ~ん」

思わず駆け寄り、抱っこさせてもらいました。

少し見ない間に、ぐっとお姉ちゃんぽくなったのんちゃん。

そんなのんちゃんが、またプレゼントを用意してくれていました。

手作りのストラップ✨

ハートの中に「とく」とあります。

のんちゃんは、手先がとても器用なんだそうです。

すごい完成度!!

本のこともとても喜んでくれていました。

販売も終わりかけで、かなり疲れも出てくるはずなのに、

一気に元気が湧いてきて、テンションが上がりました!

私って、単純。 笑

幸せなやっちゃなぁ~ 笑

その次のポイントで販売を終え、

次のポイントへ向かいました。

ん?

あれ?

旦那さんの車が来ない!

待てど暮らせど…。

おかしい!

もしや、谷底に落ちてはいまいな?!

携帯を鳴らすも出ず。

ますます不安になります。

ん?

待てよ。

さっき、めちゃくちゃ眠たそうにしていたな…。

ひとつ前のポイントのお宅に電話しました。

「もしもし、とくし丸の水口です。先ほどは、お世話になりました。

あの~ちょっとご面倒をお願いするのですが、

販売していたところに、まだ白い乗用車が停まってないでしょうか?

もし、停まっていて、中に人がいたら…。

っていうか、寝てるかもしれないんです。

もし、寝てたら『先に行ったぞ!』と、起こしてもらえませんか?(汗)」

快く引き受けてくださって、とりあえず連絡を待ちます。

すると、ほどなく電話が鳴り

「ごめん…。ビックリしたわ。

全く気がつかへんかった!」

いやいや、こっちがビックリです。

お買い物をしていたお客さんも旦那さんのあまりの大物ぶり(?)にビックリ!

「ほんまかいな!そりゃあ、強いわ!」

「はい。すごいでしょ(苦笑)」

お客様と呆れるしかありませんでした 笑

本人曰く、「今日は暑くてバテた」だそう。

「窓をコンコンされて、目を覚まして、何がなんだかわからなかった

あのまま起こされへんかったら、朝まで寝とったわ」だそうです 笑

まぁ、最後に大きなオチがつきましたが、

今日もいっぱい喋った、笑った、トキメイタ

素敵な1日でした。

今日も感謝感謝です。


とくし丸を始めてから、

20年近く作ってきた毎日の旦那さんのお弁当が作れなくなりました。

もちろん、前の日に作ったおかずや

余裕がある時には1品、2品作ったりもしますが、

お弁当に詰めるのは旦那さんの役目になりました。

私は、お料理が大好きで、お弁当作りもそれほど苦ではありませんでしたが、

それでも、朝これ以上ドタバタを加えると、きっと自分がもたないなと思いました。

旦那さんも慣れないお弁当作りに四苦八苦していましたが、

1年、2年たつと、段々彩りも工夫できるようになってきました。

が、しかし!!

長男が高校に入学となり、お弁当が2個になります。

朝ごはんの用意だけでも大変なのに、それプラスお弁当のおかずとなると…。

夫婦の大問題発生です。

きっと、私の母も状況を案じてくれていたのでしょう。

「私が作ってもええけど、毎朝、取りに来てもらわんなんしなぁあ~。

それの方が大変やろ?」と、声をかけてくれました。

「いやいや。それなら、相談してみるわ!」

早速、旦那さんに持ち掛けてみました。

「取り行く!」

思った通りの即答でした。笑

1か月分、二人分の食材代だけ渡し、

1人2個ずつお弁当箱を用意(1つはその日用。その日のお弁当を

もらう時に、次の日の空のお弁当箱を渡します)し、

母の久々のお弁当作り生活が始まりました。

母もとても料理が上手で、高校時代毎日お弁当を作ってくれていました。

あまりにもボリューム満点で美味しそうなお弁当に

友達が「早く開けて!早く開けて!」と、私がお弁当を開くのを

毎日楽しみにしていたのを思い出します。

お母さんも

「久々のお弁当で勘が鈍っとったけど、

ちょっとずつ感覚が戻ってきたわ」

と、ちょっとイキイキ(?)

「おばあちゃんのお弁当、メッチャ豪華や!

おかずが多くて、ご飯が足りんくらい 笑」

「今日のたけのこご飯美味かった!」

そんな、感想をうらやましそうに聞いていた娘が

日曜日クラブでお弁当がいる日、こっそりおばあちゃんに

お願いしていたみたいです。

持ち帰った空のお弁当箱にはこんな付箋が付いていました。笑

母はよく、行事の日など

お弁当に一筆書いてそっとしのばせてくれました。

そんなことを懐かしく思い出し、

私もお弁当屋さんに注文してみようかな?

そんな贅沢でバチ当たりなことを、ちょっと考えてみるのでした 笑

ありがとう、お母さん。

無理な時は無理って言うてくれたらええし…。

これから、3年間。いやいや、来年は娘も、で、4年間。

長いお弁当生活が続きます。(ちゃっかり、もう娘の分もお願いしていますが 笑)

無理せず、ゆっくり、これからもよろしくお願いします。


2017年5月
« 4月   6月 »
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

最近のコメント

カウンター

アクセスカウンター
アクセスカウンター