» 2018 » 11月 » 5のブログ記事

介護・看護の関係の職員の方とのつながりが

どんどん拡がっています。

とくし丸と市町村とは、見守り協定を結んでいますが、

特別に何かをしてきたとは思っていません。

ただ、週に1回とか2回販売に回っている間に、

気になることがあれば、包括支援センターに電話したりしていました。

本当に些細な事で、もしかしたら、こんな事をお伝えするのは

どうなんだろう?と、思うような事もありました。

それでも、面倒そうにされず、キチンと受け止めて頂け、有難かったです。

例えば、先日もこんな事がありました。

夕方、少し暗くなった頃に90代の女性のお宅を訪問しました。

いつも、玄関を開け

「こんにちは~~~!!〇〇さ~~~ん」

と、大きな声で呼びかけると、奥から

「は~い」

と、返事が返ってきます。

それが、その日は何度呼んでも返事がありません。

おかしいな。

しばらく、様子をみて、裏口に回って戸を開けて呼びかけますが、

やはり返事がありません。

考えたくないけど、嫌な事が浮かびます。

でも、ルールで勝手に家の中には入れないので、

そういう場合は、ケアマネさんか包括支援センターに連絡します。

この方の場合、ケアマネさんからご紹介頂いたこともあり、

ケアマネさんと連絡をし合っていたので、この日も状況を説明する電話を入れました。

「おかしいな。トイレかな?

どうされますか?水口さん、私が行くまで待たれますか?

それとも、後のお客様もあるし、行かれますか?」と、聞かれました。

ケアマネさんのおられる施設は近くだし、残りのお客様も2件。

それに、何よりお客様が気になりました。

「待ちます!」

そうこう5分くらい待ちました。

そして、2人で玄関に向うと

「あれ?電気がついてる!」

お客様が出て来られました。

「〇〇さん、どこ行とったん?

水口さん、心配して待とってくれたんやで」

と、ケアマネさん。

「ちょっと、畑見に行とったんや。」

「畑かぁ~。あ~良かった!」と、2人。

「来るまでに、色んなシュミレーションを頭で組み立ててきたんです 笑」と、

ケアマネさん。

「そうですよね。私も、つい悪い事ばかり考えてしまいました。

すみません。ご迷惑おかけして。でも、なんでもなくてよかったです。」

と、言うと

「いやいや、何かあったら言うてください。

こちらも有難いです。」と、言ってくださいました。

そのケアマネさんには、以前にもそのお客様が電話が故障して使えない事を

お伝えし、ケアマネさんが電気屋さんに連絡してくださって、お客様の電話が

使えるようになったこともありました。

 

販売に回った時、そのお宅にヘルパーさんや訪問看護師さんと

お出会いする機会も度々ありました。

施設に販売に回るようになって、施設の職員の方やケアマネさんとも

色々お話させて頂いたり、情報を共有させて頂いたりするうちに、

「水口さん、今度どこどこのだれだれさんのお宅に行って頂けませんか?」

という感じで、お客様をご紹介いただく機会も増えました。

これは、本当に自然の流れなのですが、

意識しない間に、細い脈があちこちにつながるように

お客様を軸に拡がっているなと、感じます。

そのラインの1本にとくし丸が加われている事、

そのラインがどんどん太く、長くなっていっている事に

強い責任と喜びを感じています。

この、お客様を軸に拡がる脈は太ければ太いほど、

多ければ多いほど、お客様にとっては心強いものになるんではないでしょうか?

交通の便が悪い田舎で、何をするにも不便な場所にひとり住んでおられる方が

たくさんおられます。

ここだけではなく、きっと全国のあちらこちらに。

だから、きっと、とくし丸の需要も増えているんだと思います。

販売するだけじゃない。

それが、とくし丸です。

まだまだ、できてない事がたくさんあると思いますが、

できる事をできるだけやって、

少しでもお客様のお役に立てたらなと思います。


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