著書『ねても さめても とくし丸』の中にも
「素晴らしき90代!」というタイトルで書いていますが、
ふと、気付きました。
あれから、4年ほど経つけど、
どなたもお亡くなりになっていない。
と、いう事は
その当時90だった方は、94歳に。
92だった方は96歳になられているということに!!
これは、すごい事です!!
その当時、97だった方は、今年101歳になられました。
まだまだ、お元気で
デイサービスにも行っておられます。
今年のお誕生日のお祝いにも、
みんなの前で、ご挨拶されたそうです。
同じ、4年間という時間でも
私が生きる4年間と
90代の方の4年間は絶対に違う気がします。
それなのに、私の方が
「シミ・シワ・白髪」などの老いを確実に実感していて
90代の方の方が確実に変わらずお元気!!
これは、当たり前じゃなく、ものすごいことだと思います。
何人かの方は、転倒骨折などで
入院されたりしていて
もう、お会いできなくなるのかなぁ~と、不安になるのですが、
その都度、すごいスピードで退院され、見事な復活を遂げられています。
土台の強さの違いなんでしょうね。
先日の「tenのノゾキミ」でも、大反響だったTさん。
あまりに、姿勢よくスタスタ歩かれることに
観ている方の度肝を抜きました!笑
うちのだんなさんも、普段の猫背が
観たすぐ後には、少しだけ伸びました。笑
本にも載せた男性。
現在96歳ですが、読書や俳句がご趣味で
今でも、続けておられます。
「毎年、筆で年賀状を書くんだけど、
今年も50枚ほど書いた。
いつも、俳句を添えるんだ。」と、仰ったので
見せてもらうことに。(この時点では、12月入ったとこで
もう、既に書き上げ投函するのみに!)
【 庭椿 ふり返り見る 五分の花 】
日常の小さな変化や気付きにも
心を向けているからこその句。
忘れてはいけないと思います。
そして、本当にいつもお庭をきれいにしておられる。
どの季節にも、なんらかの花が庭を彩っている。
慎ましやかで、でも、そこはかとない美しさ。
その庭を通って、お家に迎えに行く度に、
その方の生きてこられた凛とした強さを
感じさせていただき、こんな私でも
ほんの少しだけ、ピリッとします。
でも、とてもユーモアがあって、
チャーミングで、魅力のある方。
私が迎えに行くと、少しお耳が遠いので
大ボリュームでテレビを観ておられるか
コタツに丸まって寝ておられます。
テレビを観られてる時、
少しだけ、引き戸を開けて
顔だけ出して、気付くまで
ジーっと、見ていると
視線を感じてこっちを見て
「ハッ!」と、した表情をされた後に
ニヤァ~っと、笑われます。笑
毎回、その表情を見るのが楽しみ♪笑
いつも、買い物メモを持って
とくし丸に来てくださるのですが、
とくし丸が来る前に、ちゃ~んと冷蔵庫の在庫をチェックされてます。
そして、このメモの順番に沿って、買い物をされます。
私が、動線上効率よく、取ろうとすると、
「順番にせんと、抜けてしまう」と、
お叱りを受けます 笑
「お会計、3980円!!」と、大きな声で言うと、
「はいぃぃ〜!!」と、大きな声で敬礼されます。笑
毎回、変わらぬこのやりとりが
楽しくって、嬉しくって、愛おしいです。
私の倍くらい生きておられる方々と、
こうして過ごす時間を
当たり前と思わず、たくさん勉強させて頂き、
大切にしたいなぁ~と、思います。
素晴らしき90代のみなさま、
どうかどうか、お元気で
まだまだ、私たちに色んなことを教えてやってください。
インターネットではわからない、教えてくれない
心と温度のある学びを…。
大いなるスペシャルサンクスです!!
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