Archive for 10月 14th, 2013
いつのまにか
苦手なものが、いつのまにか好きになる。
そんな経験をされたことありますか?
私はあります。
まず食べ物なんですが。。。「春菊」
子供の頃から香りが苦手で鍋に入っていようものなら大暴れ!!
ところが25歳のある日、
入院中の祖父の同部屋の方のおすそ分けでいただいた「胡麻和え」をパクリ。
本当はイヤだったけど、言えずにパクリ。
!!!!
美味しいじゃん♪
あれから〇〇年、今では大好物になりました。
そして「餡子」も苦手でした。
今でもおはぎや餡子餅は苦手ですが、「あんぱん」は好きです。
むしろ L・O・V・E です。(^▽^)
ということで「あんぱん」を焼きました。
ガス抜きが甘くて表面にぷっくり気泡の後が。。。けしの実も付けすぎ??
私の明日のお弁当と草食獣のおやつにします。
そして、苦手?食わず嫌い?なアーティスト。
尾崎豊さん。
もちろん知っています。曲を聴いたこともありました。
でも。。。私、あの世界観がわからなかった。
普通の学生だったし、学校が窮屈だとか感じたことがなかったので。。。
校舎の窓割りたいと思ったことないし。。。
盗んだバイクで走ったこともないし。。。
でもね、拓矢さんのカーバーでたくさん尾崎さんの曲を聴きました。
詩の内容とかじっくり聴いていくうちに、私の心に変化がありました。
上手く言い表せないんだけれど、
あるな
この生き方を選ぶ人もいるな
正しいとか間違いとかではなくて
現実だな
そう思えたのです。
「ダンスホール」cover 吉田拓矢
私が学生の頃、俗に言う「不良」の人達が変化してきた時代でした。
長いスカートと短いスカートが混在していて、
ルーズソックが流行始めたころです。
同級生には学校を辞めて飲食店で働いている子もいました。
私は彼女達の気持ちがわからなかったけど、
間違っているって思っていたけど。
大人になった今わかったこと。
間違っていたわけではない。
選んだ道がその道だっただけ。
人の選択が自分の考えとは違っても、
その人にとっては正しい答え。
誰にも悩みや不安や後悔はある。
でも生きていくってそんな事の繰り返し。
「ダンスホール」
尾崎豊さんの歌われている原曲はもちろんすばらしい。
でも私は吉田拓矢さんがカバーされているこの曲が好きです。
ギターをピックで弾くのではなく。
指でつま弾く音のやわらかさ。
囁きのような歌声。
悲しいとか、切ないとか、嬉しいとか。
そんな気持ちではないのに、胸がギュッとする曲です。