元伊勢まで行ったついでに福知山のBAR Cum grano salis(バール クン グラーノ サリ)でランチしてきました。
OZ(オズ)のシェフが独立して店を開いたと聞いてはいたのですが、何となくタイミングを逃して行っていなかったのでいい機会だと思って行ったのですが、お店に入って「ひとりです。」と告げた瞬間、優雅に女子会のマダム達の視線が一身に!
一人でも抵抗なくどこにでも行く私ですが、あの視線は痛かった…
なぜ世間はおひとりさまにこう厳しいのか…
まあその後は気にすることなく一人ランチを楽しんだわけですが(笑)
ランチメニューはA・B・Cと3種類。
ドルチェを食べたかったのでBコースを選択。
パスタは散々悩んだ末にパンチェッタを使ったカルボナーラに決定。
本当はオイル系のパスタが好きなのですが、パンチェッタが食べたかったのであります。
で、やってきました前菜!
ごめんなさい、写真撮ってないです。
しかも内容もうろ覚えです。
かぼちゃ、エリンギ、菊菜っぽい青物、ジャガイモのオムレツ、ブロッコリー…
他にもあったような気もしますが、とにかく全部おいしかった!
ワイン飲みたい…前菜のソース舐めたい…と思っていたらちっちゃいパン登場。
この後のカルボナーラの残りソースのことは考えず、前菜のソースだけで食べきってしまいました。(後悔はしていない)
その後カルボナーラ登場。
うん、なんちゃってカルボナーラじゃない本物のカルボナーラです。
量もこの一皿で十分おなか一杯になるくらい。
で、最後ドルチェです。
思い出したかのようにこれだけ写真を撮りました。
マーマレードのクロスタータ(イタリアンタルト)です!
マーマレードをフィリングにしたクッキーっぽい生地の素朴なタルトなのですが、酸味と苦味が効いたオレンジソースと生クリームでプロの味になってます。
うまい!以上!
ごちそうさまでした(^人^)
日記
梅を見に行きたいな~と思いつつ行けなかったので、その辺を走っていても梅の木があるとついつい目で追ってしまいます。
これは元伊勢の帰りにみつけた175号線沿いの紅梅・白梅。
この2本の他にも数本の梅の木が並んでいました。
私の梅好きは尾形光琳『紅白梅図屏風』の影響を大いに受けているので、紅白の梅の木が並んでいるとテンションが上がります!
白梅はまだつぼみ、紅梅はほぼ満開だったので、しっかり紅白のコントラストを楽しむというわけにはいきませんでしたが、やっぱり風流ですね~
ちなみに尾形光琳『紅白梅図屏風』は下鴨神社の「糺の森」の川と梅の木をモデルに描いたものといわれており、今も『光琳の梅』と伝えられる紅梅があります。
来年は見に行きたいな~
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全然関係ないんですが、『紅白梅図屏風』の正式名称を調べていたら、
「200年後のクリムトと通じる世界がある」という記述を見つけて驚愕!
言われてみれば『紅白梅図屏風』の川はクリムトっぽい!
実はわたくし、クリムトも好きなのですよ~
なぜ今まで気づかなかったのか…
それにしてもクリムトの200年前にクリムトの世界を描いていたとは…光琳恐るべし!
ついでがあったので、久しぶりに元伊勢に参拝へ。
何年か前に初詣に行って以来だったので、人のいない静かな元伊勢はすごく久しぶり。
元伊勢に向かって走っている時はどんより曇って時々冷たそうな雨が降っており、やだな~~と思ってたら、
途中から晴れ間が見え始め、到着した時にはすっかり快晴!
やったー傘いらない!と元気いっぱいで参道の階段を登りはじめると、うっそうと茂った巨木から雫がポタポタと…
とんだトラップだよ!
時々前日に降った雪のかたまりまで落ちてくるという破格のお迎えをうけながらなんとか鳥居に到着。
ここの鳥居は皮がついたままの木をそのまま使った『黒木鳥居』という、原始的な様式の鳥居。
朱塗りの荘厳なものより、こちらの方が厳粛で神聖な感じがします。
ちなみに伊勢神宮は皮を剥いだ白木鳥居です。
黒木鳥居の向こうに見えるのが本殿
本殿は神明造という、これまた原始的な様式。
いわゆる高床式倉庫の形で、江戸時代までは伊勢神宮他数社にしか見られなかったとか。
(明治以降、神明造が流行して遷宮などに伴い増えたようです。)
横から見ると高床式倉庫の形が分かりやすいのですが、足元に囲いのようなものができてました…
高床部分が見えないじゃん…
足元の囲いみたいなの、前はなかったと思うんですが…
本殿の周りの境内社をひととおりぐるっと回って、あとは周辺をぶらぶら。
本殿に向かって左側には『君が代』の石碑と『神石:さざれ石』。
すっかり苔むしているように見えますが、これはさざれ石に苔がむしてるわけじゃなく、隙間の土部分に苔がついてるのかな?
「さ~ざ~れ~い~し~の~(スゥー)い~わ~お~と~な~りて~」と口ずさみながら、天岩戸神社の方へ。
(どうしてもここで息継ぎ入っちゃいますよね)
道の両脇に桜の木があったのでついていた札を見てみると「紅豊」の文字。
八重桜なので見ごろは四月下旬でしょうか。
花の季節はきれいでしょうね^^
そのころに来てみようかな~と思いながら歩いていると、見えてきました三角山!
三角山こと日室ヶ嶽 ピラミッドという噂も…
子供のころから三角山と呼んでいるので、今でも三角山と言ってしまいますが、正式名称は日室ヶ嶽。
きれいなピラミッド形の神山です。
縄文時代から信仰の対象で、元伊勢の元来のご神体だとか、
頂上には縄文時代の遺跡があるというのを聞いたことがありますが、正確にはよく知りません。
私にとってはなんだか特別な雰囲気を醸し出している不思議な山という印象です。
夏至の日にはここから日室ヶ嶽を見ているとちょうど山頂に太陽が落ちるとか。
一度見てみたいな~と思いつつ、いまだに機会がありません。
この先を下って行けば、天岩戸神社へと続くのですが、この日は時間がなかったので割愛。
帰路につきました。
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あまり写真をとっていないので、紹介しきれていませんが、他にも『癌封じの瘤木』というでっかい瘤のある大木や、
聖徳太子の弟君の麻呂子皇子お手植えと伝わる杉など、
とにかく雰囲気たっぷりな場所です。
お正月に多くの参拝客でにぎわいますが、個人的には普段の誰もいない元伊勢がおすすめです。
参道の切株から生まれたひこばえ。前に来た時より確実に大きくなってました。
何百年、何千年後の姿が見たいな~
前からきになっていたジョージアの抹茶入りコーヒー「和-style」。
今更ですが、ついに飲んでみました!
香り、抹茶。
間違いなく抹茶、の中にほのかにコーヒー…?
でも色はコーヒーっぽい。
おそるおそる一口。
うん、抹茶入りコーヒーですね!
想像よりも抹茶が主張していて、『抹茶入りコーヒー』というよりは『抹茶+コーヒー』ってかんじです。
それ以外説明しようがありません!
私が至高とする缶コーヒー「エメラルドマウンテン」と比較すると
濃さ:ちょっと薄め
甘味:同じくらい
苦味:抹茶の苦味が効いている
というところですが、たぶん飲んでみなきゃ分かりません。
美味しいかどうかは個々の判断だと思いますが、私は結構イケると思いました。
まだ売っている間にぜひお試しを。
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