この時期、どこからともなく漂ってくる香り。
「金木犀」
胸いっぱい、空気を吸い込んで深呼吸したら
体中に金木犀の香りが入っていく気がして、なんとも気持ちのいい事
よ～し！今日もがんばるぞ！って気持ちになってくる。
自然の恵み。自然に感謝
ちょっと、興味本位で「金木犀」を調べてみると知らんかった事が書いてあってビックリ！
若かりし頃、ハマッタお酒に「桂花陳酒」があったが、それは白ワインに金木犀の花を3年間漬け込んだ中国の混合酒らしい。
知らず知らずに、「金木犀」を呑んで楽しんでいたんだぁ～。
見て、嗅いで、呑んで３度楽しめる「金木犀」やるねぇ～
調べてみて、もうひとつわかった事。
香りが強いから、昔はトイレ（便所）の横に植えられた事が多かったらしい。
そう言えば、咲いてみて初めて気付く！
こんなに「金木犀」ってよ～け植えてあるんだぁ～。
確かに、一昔前はトイレの芳香剤＝「金木犀の香り」だったけど、
この頃「金木犀の香り」の芳香剤をとんと見ないぞ！
それも、調べてみると…。
汲取り式のトイレが主流だった頃は、あのキツイニオイに対抗できるのは「ザ・金木犀の香り」だったようです。
でも、昨今、ニオイの元を化学的に解明できるようになり、ニオイをやっつける消臭技術が発達した為
そんなにキツイ香りをつけなくてもよくなったよう。
で、「金木犀」に頼らないで、もうすこし香りの弱い柑橘系とかシャボンの香りとか新緑の香りが主流になったそう。
なるほど、なるほど。無香料なんてのも普通にあるもんな～。
香りでごまかさず「臭いニオイを元からたっちゃった」んだな
長い間、「トイレ」＝「金木犀の香り」だった呪縛から解き放たれた金木犀。
これからは、心置きなく大空にいい香りを振りまいてくださいねぇ～
読んでもらって嬉しいなぁ～
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