2018年 6月

誰もが不安な住宅ローン審査について

昨年度からエコポイントとともに期間限定で行われてきた

フラット35Sの当初10年間の金利優遇幅拡充が、

遂に来年の1月29日をもって終了します。

通常でも当初10年間は、0.3%は優遇されているのですが、

そこからさらに0.3%も優遇されていたため、

この期間に家を建てることが出来た方は、

金利による出費を相当抑えることが出来たのではないでしょうか?

家を建てるほとんどの方が、銀行で住宅ローンを利用されると思いますが、

タイミングや選ぶ商品によって、同じ額の買い物をしたとしても、

大きな差がついてしまうのが、住宅ローンの怖いところです。

そして、家づくりの怖いところでもあります。

ですから、家づくりで損したり失敗しないためには、

この住宅ローンの知識を少しでもつけること、

そして自分にピッタリ合った住宅ローンを選ぶことが

必要不可欠になってくるわけなのですが、

今回は、その住宅ローンについて、

そもそも知っておかなければいけないことについてお伝えしていきたいと思います。

住宅ローン審査で知っておくべきこと銀行が融資を実行するということは、

大きなお金を動かすということですから、貸す前の審査段階において、

債務者となるあなたにお金を貸しても大丈夫なのか?

お金にルーズな人じゃないのか?

本当に信用出来る人なのか?

ということについて調査をします。

そして、それは銀行の営業マンが、

あなたのところに行って根掘り葉掘り色んなコトを聞くわけではなく、

第三者機関を利用してあなたの信用調査を行います。

そこで大事になってくるのが、支払いの状況です。

車のローンがあるから住宅ローンが借りられないとか、

リボ払いでローンを組んでいるから住宅ローンを借りられないとか、

高い金利のところでお金を借りているから住宅ローンを借りられない、

といった話をお聞きしたことがあるかと思いますが、

これらは申し込む銀行によっては全く問題ないわけで、

それよりも、それらの返済が遅れていたり滞っていたりする方が

よっぽど心象が悪くなり審査に響いてきてしまいます。

また、意外な盲点かもしれないのですが、

一番気を付けていただきたいのが、“携帯電話料金”の支払いです。

ここ最近の携帯電話の本体代金は、分割払いである場合がほとんどです。

そしてこれは“ローンを組んでいる”ということに該当します。

確かに携帯電話料金であれば、金額は小さいかもしれません。

でも、金額が小さいがゆえに、例えば振り込み忘れてしまったような場合でも、

『面倒くさいから、まとめて払ったらいいかー』なんて状況を起こしやすいんですよね。

そしてこれが、住宅ローン審査において、命とりになりかねないことになってしまいます。

ですから、携帯電話の支払いには必ず気を付けていただければと思います。

ホント些細なことに思ってしまうかもしれませんが、

携帯電話のせいで住宅ローンが組めないという方も決して少なくないので、

そろそろ家づくりをしたいなとお考えのあなたは、

決して“金額が小さいから”と侮らないよう気を引き締めて

毎月の支払いをするようにしてくださいね。

それでは、、、