若い頃、高いお金を払って購入した服がタンスの奥からふいに出てきたとき、
型崩れもなく当時のいい状態を維持しているしもう一度着ようかな!なんて思ったことはありませんか?
それなりの金額で生地や縫製にこだわった製品を購入していれば長持ち度合いが
ここ最近買った物とは比べものにならないですものね。
ユニクロ等のファストファッションで買った服は値段はすこぶる安く
質より量でたのしむことはできるものの、どうしても損耗が早く数回着ただけで型崩れしたり
毛玉が出来たり色があせたりしてしまいます。
そう考えると高い服はさすが値段だけのことはあるな~とか
それなりの物を買って長く着た方がかえって無駄な出費が抑えられるかも~と
つくづく実感させられますよね。
家作りでも同じ事があります。
たとえば断熱や気密に対しての考え方です。
断熱や気密は家作りにおいて非常に重要なことの一つですが使う材料やかけるコストによって
全く暮らしやすさや快適さが違ってくることになります。
・・・とはいえ、断熱性能に優れた家と優れていない家を2つ同時に比べることは中々出来ることではありませんし、
かりに出来たとしても実際に住んでみないと 違いを実感することが難しいのも、
家作りの落とし穴の一つなんですよね。
しかし、値段の高い断熱材はやはりそれ相応に素晴らしい性能を発揮してくれますし、
コストパフォーマンスに特化した断熱材はやはりそれなりの性能しか持ち合わせて いないのも事実です。
確かに、いい断熱材を使用すれば建築コストがアップすることになります。
建てる家によって違いが出てきますがおそらく50万~100万ぐらいのコストアップななるでしょう。
しかし光熱費というランニングコストはビックリするくらい削減することが出来るはずです。
そしてコストを削減しながら、家全体を少ない温度差で包んでくれるようになり
とっても快適に過ごすことができるようになるはずです。
ですから目先の建築コストの削減だけじゃなく、
ランニングコストや快適性のことも考慮しつつ家作りを進めるようにしていただければと思います。
もっと良いのは、いい材料を使いつつもあなたにとってのベストな予算内で家作りを行うことです。
そのためには必ず資金計画を行うこと。
そして家の広さを必要最小限に抑えることが家作りに置いてとても大切な要素になってきます。
そうすることで光熱費もより抑えることができますし
家の快適性も向上させることが出来るでしょう。
ぜひ、参考にしていただければ・・・
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