2018年 2月

若い頃、高いお金を払って購入した服がタンスの奥からふいに出てきたとき、

型崩れもなく当時のいい状態を維持しているしもう一度着ようかな!なんて思ったことはありませんか?

それなりの金額で生地や縫製にこだわった製品を購入していれば長持ち度合いが

ここ最近買った物とは比べものにならないですものね。

ユニクロ等のファストファッションで買った服は値段はすこぶる安く

質より量でたのしむことはできるものの、どうしても損耗が早く数回着ただけで型崩れしたり

毛玉が出来たり色があせたりしてしまいます。

そう考えると高い服はさすが値段だけのことはあるな~とか

それなりの物を買って長く着た方がかえって無駄な出費が抑えられるかも~と

つくづく実感させられますよね。

家作りでも同じ事があります。

たとえば断熱や気密に対しての考え方です。

断熱や気密は家作りにおいて非常に重要なことの一つですが使う材料やかけるコストによって

全く暮らしやすさや快適さが違ってくることになります。

・・・とはいえ、断熱性能に優れた家と優れていない家を2つ同時に比べることは中々出来ることではありませんし、

かりに出来たとしても実際に住んでみないと 違いを実感することが難しいのも、

家作りの落とし穴の一つなんですよね。

しかし、値段の高い断熱材はやはりそれ相応に素晴らしい性能を発揮してくれますし、

コストパフォーマンスに特化した断熱材はやはりそれなりの性能しか持ち合わせて いないのも事実です。

確かに、いい断熱材を使用すれば建築コストがアップすることになります。

建てる家によって違いが出てきますがおそらく50万~100万ぐらいのコストアップななるでしょう。

しかし光熱費というランニングコストはビックリするくらい削減することが出来るはずです。

そしてコストを削減しながら、家全体を少ない温度差で包んでくれるようになり

とっても快適に過ごすことができるようになるはずです。

ですから目先の建築コストの削減だけじゃなく、

ランニングコストや快適性のことも考慮しつつ家作りを進めるようにしていただければと思います。

もっと良いのは、いい材料を使いつつもあなたにとってのベストな予算内で家作りを行うことです。

そのためには必ず資金計画を行うこと。

そして家の広さを必要最小限に抑えることが家作りに置いてとても大切な要素になってきます。

そうすることで光熱費もより抑えることができますし

家の快適性も向上させることが出来るでしょう。

ぜひ、参考にしていただければ・・・

こんにちは!内藤建築の内藤晃宏です!今まで沢山の家作りに携わって感じたことやこれからの家作りに役立つ情報などをお伝えできればと思います!

第一弾、”土地選びで大切なことの1つ”

「どんな人が近所にすんでいるのか?」と言うことは土地購入を

考えていればとても気になる所です。

ですから土地を契約する前に必ず土地の周辺を

自分自身でリサーチすることをおすすめしていますがその際、

より注意を払っていただきたいポイントがあります。

それは「北側に住まわれている方」です。

・・・なぜなら、あなたが家を建てたならその家は確実に日当たりが悪くなり暗くなってしまうからです。

そしてそうなれば何らかのトラブルが起こってしまうかもしれないからです。

というのも他の工務店さんですが過去にこういう話を聞きました・・・・

あまり詳しくお伝えは出来ませんが北側の家の方が無理難題を言ってこられたそうです。

「うちの家の日当たりが悪くなるからもっと間をあけろ」

「リビングが丸見えになるから目隠しを設置しろ」

・・・ しかしこちらもできる限り北側にスペースをとり、

当然、法令に違反もしていません

。むしろ最大限の配慮をしていたにもかかわらず

そういった方には全く理解をしていただけずとても苦労をしたと。

結果、どちらにしても気まずいお隣さんとなってしまったと・・・

ですがこの話は逆の立場としてもまた考えておかなければならないことでもあります。

もし、あなたが購入を考えている土地の南側には

現在なにも建っていなかったとしても

そこが田んぼや畑だとしたら将来的に家が建つかもしれません。

そしてそうなれば間違いなく日当たりが悪くなり、

家の中が暗くなってしまうことでしょう。

しかしそうなってから南側の土地を購入し家を建てる方に文句を言ったのでは

お互いが気まずくなるだけで何の解決にもなりません。

ですからそうならないように家を建てる際にはそういうことも想定しつつ

設計プランを練るようにしなければいけないんですよね。

そして特に北側に建っている家の方がどんな方かをリサーチし家の着工までに

良い関係性を作るように心がけていただければと思います。

その土地は、あなたと大切な家族が暮らすことになる土地ですから

その一手間を惜しまないでくださいね。

それでは、、、、