ラジオ『お父さんはお人好し』浪花千栄子は『おちょやん』のモデル

NHK連続テレビ小説『おちょやん』で、杉咲花さん演じる主人公、千代にはモデルとなった女優がいる。

昭和の名女優・浪花千栄子(なにわちえこ)だ。

座長の渋谷天外と結婚するも夫の浮気により20年後に離婚、失意のどん底から引退するが、花菱アチャコたっての希望で女優復帰し、女優としてさらなる花を咲かせた。

ラジオ全盛時代の人気コメディ『お父さんはお人好し』の母親役でスターとなり、1973年12月に66歳で急逝するまで、映画やドラマに欠かせない名脇役として活躍した。

朝ドラ『おちょやん』もラジオドラマ『お父さんはお人好し』に出演するシーンになりました。

第21~22週に『お父さんはお人好し』の描写がある。

お父さんはお人好しは、長沖一原作、NHK大阪放送局制作で、NHKラジオ第1で放送されていたラジオドラマ。

全国各地で公開収録がされていた。

戦後の花菱アチャコと浪花千栄子の代表作。

当時、大阪の放送番組は、週に3時間半の枠だけ、東京でも放送されていた。

その中の1時間を使って放送され、人気を得たのが、「てなもんや三度笠」「番頭はんと丁稚どん」などであった。

だが、これらの番組で使われた言葉は、東京向けに手直しされた大阪弁であった。

これに対し、「お父さんはお人好し」で話されたのは、こてこての大阪弁であった。

放送日時は1954年12月13日 – 1965年3月29日まで、月曜日 20:00 – 20:30放送。

アチャコと千栄子を実際の夫婦と勘違いしている人も多かった。

地方の公開収録の際も移動の列車の座席が隣同士だったり、ホテル(宿)の部屋が一緒にさせられたりしたこともあったらしい。

人気にあやかり、映画や舞台にもなりました。

写真の貸本マンガは昭和33年発行の『お父さんはお人好し』です。

貸本屋は最盛期である昭和20年代~30年代には全国で三万軒以上あったと言われ、私が育った綾部市にも昭和39年当時で記憶にあるだけでも4~5軒ありました。

この本は宮津市の某元貸本店で1986年頃に、200冊以上発掘した中の一部です。

殆どが昭和32~34年発行のB6判ハードカバーでまさに貸本漫画の黄金期の品ばかりでした。

NHK連続テレビ小説『おちょやん』モデルとなった浪花千栄子のオロナイン軟膏ホーロー看板

https://ameblo.jp/tintoys1956/entry-12641185732.html

写真をクリックすると大きく見れます。
過去のブログ記事も加筆、訂正、写真追加している場合がありますので宜しければ時々、覗いてみて下さい。
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