今こそ必要!元気を出そう「♪黄色と黒は勇気の印、24時間戦えますか♪」

昨日は時々アラレが降るなど寒~い一日で冬に逆戻りですね。
今週木曜日くらいからは、またグッと気温が上がる予報で体調管理が大変です。
寒暖差が多い近頃の天気で体調を崩し新型コロナウイルスに罹患しない様に皆様もお身体ご自愛下さい。

日本は今、新型コロナウイルスの影響でイベントが中止になったり、外国人観光客が減ったりして、経済の先行きに不安が募っています。

もちろん、不安になっているだけではどうしようもありません。「いずれコロナも終息する」「むしろ停滞している今こそがビジネスチャンス」など、苦境の中に希望を見いだそうという人もいます。

でも、まだまだ足りません・・・なにが足りないかといえば、「頑張ろう」という活力です。

そんなことを考えていたら、大ヒットしたあるCMソングを思い出しました。
今でも大勢の人が歌えるであろう、三共(現・第一三共ヘルスケア)の栄養ドリンク「リゲイン」です。

多くの人が、もう一度味わってみたいと思っているであろうバブル時代。
その時代を象徴するアイテムとなったリゲインが発売されたのは、1989(平成元)年4月のことでした。

1989年5月にすべては始まった
発売後、あの曲がCMで繰り返し流れるようになったのです。

 ♪黄色と黒は勇気の印、24時間戦えますか♪
【懐かCM】 三共リゲイン CM総集編 -勇気のしるし篇- 【全15種】

https://www.youtube.com/watch?v=cPYZCgKPFnE

時任三郎が扮する世界中を駆け巡るビジネスマンがテーマソングを歌いまくるCMはオンエア直後から、三共に問い合わせが殺到しました。

「テープを貸してください」
「レコードはどこで売っていますか」
そんな反響を受けてシングルCDがリリースされ、この歌はあちこちで聞かれるようになりました。

当時、秋になると大企業では運動会が行われていました。
この年の運動会では何度もこの歌が流れ「意識高揚のためにみんなで歌って盛り上がった」といいます。

歌を聞いて、やる気全開
当時、三共には労働省(現・厚生労働省)から「あのキャッチフレーズはどういうことですか、と非公式ルートで問い合わせがあった」(『週刊朝日』1989年10月13日号)といいます。しかし世間ではネガティブなイメージを持つ人は少なくこの歌を聞いて、やる気を全開にしていたのです。

今も耳に歌声が残るこのCMを演出したのは、電通プロックス(現・電通テック)に当時所属していた黒田秀樹さんです。
リゲイン以外にも、マンダム「ギャッツビー」の「オサレ星人」シリーズを演出したり、ももいろクローバーZやサザンオールスターズのPVを手掛けたりしている黒田さん。本人にとっては、自分の演出したCMがこんな風に世間に受け止められるのは予想外の出来事だったそうです。

働きすぎのビジネスマンをちゃかすつもりが……
黒田さんはCMの制作意図を次のように語っています。

「働きすぎのビジネスマンをちゃかしてやろうと、シニカルにつくったつもりです。時にはロボットのように働く彼らの姿をデフォルメして描きたくて、時任さんの表情も、あえて冷たく無表情にしました。でも、スポンサーさんも、こちらの皮肉がいま一つ見えていないようです」

 実はブームの中で、制作意図を敏感に感じ取り、誰もがこの歌を楽しんでいることを「平成の軍歌」などと批判する声もありました。あたかも会社に「24時間働け」と命令されているようで、気持ちのよいものではないという訳です。

『週刊プレイボーイ』1989年11月7日号では、そうした批判もあることを三共に聞いているのですが、当時の担当者のコメントがとても気が利いています。

「あくまで『戦えますか』です。つまり『仕事も遊びも含めて24時間、いかに充実した生活ができますか』ってことですから。20代くらいの若い方にはその趣旨は伝わっていると思います。『元気が出る』って反応がとても多いですから」

今の日本はいささか沈んでいます。ここで必要なのは未来を悲観することよりも、とにかく前向きに頑張ろうとする心意気ではないでしょうか。

その為には今こそ「24時間戦えますか」のように、なんだかよく判らないけど前向きになれる歌が必要なのではないかと思うのです。

24時間戦えますか 牛若丸三郎太 リゲイン 勇気のしるし人形 時任三郎 トーキング人形です。
リゲインのボトルを引っ張って離すと4種類の言葉をランダムに喋ります。
発売当時、店で販売していたお気に入りの商品でした。

https://ameblo.jp/tintoys1956/entry-12582739303.html

写真をクリックすると大きく見れます。
過去のブログ記事も加筆、訂正、写真追加している場合がありますので宜しければ時々、覗いてみて下さい。

This entry was posted in 未分類. Bookmark the permalink.

Comments are closed.