お~怖!我が家の目の前が工作活動の拠点!?・・・北朝鮮による日本人拉致事件「私の拉致取材 40年目の検証」

産経新聞は、北朝鮮による日本人拉致事件をテーマにした新連載「私の拉致取材 40年目の検証」を1月7日(日)から連載しています。

福井、新潟、鹿児島のアベック3組や横田めぐみさんらの失跡を北朝鮮による拉致事件としてあぶり出した元産経新聞社会部記者、阿部雅美氏による執筆で、取材開始から40年目の節目となる年に長期連載となる読み応えのあるノンフィクションです。

1978年「日本海の方で変なことが起きている・・・」という一言からダメ元で調べ始めて富山県で起きた「アベック誘拐未遂事件」に行き着く・・・。
「アベック連続蒸発」の記事が初めて産経新聞(当時の題字は「サンケイ新聞」)1面に掲載されたのは、今から38年前の・・・1980年(昭和55年)年1月7日でした。
のちに新聞協会賞を受賞するきっかけとなった画期的なスクープでしたが当時、他のマスメディアは完全に黙殺し、その後長きにわたり日本国内で拉致事件への関心が広がる事はありませんでした。

「どのように事件を取材し、どう報じたのか、あるいは報じなかったのか・・・日本社会や政治はその後、拉致問題にどのように向き合ってきたのか?」
記事掲載前年の1979年から社会部記者として取材を始めた阿部氏は、今も手元に残る多くの資料などを見直したことで、当時は見逃されていた真実が見えてきました。
解決の兆しは一向に見えず、事件が風化しつつある今、新連載では阿部氏が問題点を検証していきます・・・

アベック(カップル)が、デート中に失踪したという事件が、今から40年前の1978年(昭和53年)頃に頻発。
たった40日間ほどの間に福井、鹿児島、富山の海岸線で発生した神隠しのような、ナゾの失踪事件。
北朝鮮の拉致などとは事件当時、世間の人々は夢にも思わなかったこの件を水面下の取材により、検証していきスクープに辿り着くまでの経緯が興味深い。
北朝鮮による拉致関与がまったく知られていなかった時代に、この報道をすることは、今では想像もつかないほどの勇気を必要としたと思われる。

1月22日(月)の新聞連載記事を見て驚きました。
大型の工作母船で日本沿岸まで接近し、日本国内に潜む工作員にラジオの平壌放送の乱数放送で予め指示してある接岸地点へ小舟で近づき、接岸地点では石を打って陸で待つ工作員に合図を送って合流する・・・
まるでスパイ映画の様な事が、日本の沿岸で20~30年間も続けられていたとは驚きです。
2002年に出版された「わが朝鮮総連の罪と罰」(文芸春秋刊)朝鮮総連中央本部幹部の実名告白本によると、特殊任務、工作船の接岸ポイントが38箇所書かれており、接岸ポイントは日本海の沿岸で辺鄙な場所である事が多く、公安刑事から尾行されたりしない様に万全の注意を払って出かけ地元の人に怪しまれない様に、現地で調達した衣類に着替え、予め下見しておいた海岸を歩く。
人目に付かない、上陸後の交通の便が良い、ボートが接岸し易い、などといった条件を満たす場所を探して詳細なリポートを作り、組織に提出し決定する。
この様にして選ばれた工作船の接岸ポイントが日本全国に38箇所・・・
この中に京都府としては、我が家の目の前の『宮津市日置』と、すぐ近くの『宮津市岩ケ鼻』が工作活動の拠点になっていたとは驚きです。
この様な国家犯罪が、何故、長年表に出なかったのかという観点からも、この連載からは目が離せない。
一人でも多くの心ある方々に是非読んで欲しい。

北朝鮮による拉致が最も集中していた時代1979年~1981年頃に私は、キャンピングカーで日本一周をしていました。
この頃は拉致が頻繁していた日本海沿いの海岸や人気の無い空き地にキャンピングカーを停めて夜を過ごした事も日常茶飯事でした。
或る夜、寝ようとしていた時にキャンピングカーの周りでなにやら2人以上がヒソヒソ声で話す声がします。
中から耳を澄ませて聞くと明らかに、日本語ではなく朝鮮語でした。
やがて、無言でキャンピングカーのドアを開けようとまでします。
怖くなってカーテンを開ける事すら出来ず息を潜めてじっとしていたら15分程して、何処かへ行ったようでした。
こんな夜が、2度ばかりあったでしょうか?
もちろん、当時は「拉致」などという事は問題にもなっていませんでした。
しかし今になって思い返すと、あれは絶対に北朝鮮の工作員の拉致行動だったのでは・・・と思います。
もしも、あの時不用意にキャンピングカーの鍵を掛けずにいたら拉致されていたと思うとゾッとします。
キャンピングカーで日本一周をしてから早いもので39年が過ぎました。

一刻も早く残りの拉致被害者の帰国が実現する事を祈ります。

https://blogs.yahoo.co.jp/coast1386/15583454.html

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過去のブログ記事も加筆、訂正、写真追加している場合がありますので宜しければ時々、覗いてみて下さい。

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