よく残っていたものです・・・憧れの家電製品の広告チラシ


よく残っていたものです・・・憧れの家電製品の広告チラシ。
60年近く前の広告チラシですが、折れ、破れ、汚れ、褪色なく、あまりの綺麗さにカラーコピーしたものかと疑った位ですが、両面印刷で販売家電店の店名スタンプが押してあり当時のモノに間違いなさそうです。

いい色していますねぇ~どうしてこの時代の物って、こんなにも味があるんでしょう?

昭和28年(1953)1月にシャープから国産第1号の14インチの白黒テレビが発売された時の価格は 175,000円で、当時の一般サラリーマンの年収に匹敵する価格でした。

昭和33年(1958)頃になると、14インチの白黒テレビは、66500円位になりますが、まだまだ庶民には高値の花でした。
しかし、翌年の皇太子(現在の平成天皇)のご成婚を一目テレビで見ようと、一気に普及し始めます。
美智子妃殿下の美しさに「ミッチーブーム」の旋風が吹き荒れたものです。  

56年前、皇太子殿下と美智子様のご成婚で我が家にもテレビがやってきた!

http://blogs.yahoo.co.jp/coast1386/12764621.html

テレビが普及し始めた昭和34年頃で、14インチの白黒テレビが65000円位。
公務員の初任給(10200円)の約半年分でした。

今の感覚で言うと、120万円くらいまで値下がりし、一般家庭でも無理をすれば買えるようになります。
このチラシが、まさに昭和33年~34年頃の物と思われます。

昭和35(1960)年には、NHKや民放4社がカラーの本放送を開始し、テレビ・冷蔵庫・洗濯機が「3種の神器」と呼ばれるようになりました。

昭和三十年代は白黒テレビが普及した事とカラーテレビが入り初めた事で価格は大分下がります。

正に時代の生き証人の様な貴重な広告チラシです。
額装すれば、より映えますね。

https://blogs.yahoo.co.jp/coast1386/15434606.html

写真をクリックすると大きく見れます。
過去のブログ記事も加筆、訂正、写真追加している場合がありますので宜しければ時々、覗いてみて下さい。

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