帰って来た! カーネルサンダースKFC時計・・・HPから転載

近日中に、HPを閉鎖しますので、こちらに転載させて頂きます。

1983年の開店以来、当店の店内で時を刻んできたケンタッキーフライドチキンの電気時計が、突然動かなくなってしまいました。
モーターが焼け付いてしまったのかと思って時計屋さんに修理をお願いした所、実は油切れでして・・リフレッシュして帰ってきました。
今回はこの時計についてお話しようと思います。

バックライトでとってもいい雰囲気!
長針、短針、秒針の他に赤い針が付いています。
コレは長針の12分後を指していて、長針と一緒に動きます。
この「12分」はフライドチキンの揚がるのにかかる時間です。

時は遡り1970年、大阪で万博が開催されました。
この会場内にてケンタッキーフライドチキン(KFC)がパイロットショップ(実験店舗)を出してました。
この店舗内で、使用されていた時計こそが、この時計なのです。
この時のパイロットショップの成功により同年、(株)日本ケンタッキーフライドチキンが誕生!
第一号店は、名古屋の名西店で、マクドナルドもMr.ドーナツもまだ無い頃に、ファーストフード業界の1号店でもあったわけですが・・
アメリカでのノウハウをそのまま導入し郊外に出店した為、まだ当時は知名度も無くてわずか半年程で閉店に追いやられました。
2号店は大阪の東住吉店で、そこにこの時計が万博の実験店より引き継がれて使用されていました。
その後の度重なる店舗改装によりペンキが飛び散ったりモーターが焼け付いて使用不可能になっていました。
廃棄処分になろうとしていた所を、私が譲り受けました。
そして、中のモーターを交換し、リペアして現在に到ります。
今や、この時計は日本はおろか世界中にも現存するのはたった一台かもしれません?

では、何故こんな珍しい物を私が入手できたのかと言うと・・
実は、私は1974年4月~1978年12月までKFCの社員だったんです。
この東住吉店は、副店長をしていた当時、1日の売上げ、月間売上げ、年間売上げにおいて、何度も三冠王に輝くなど、輝かしい記録の店舗だったのです。
今も東住吉店は現存する最も古い店として、営業しています。
KFCの店頭に立つ、有名な人形のモデル「カーネルサンダース」(1890生~1980年没、日本には3度来日)
1978年には本人に会い、ツーショットで写真も撮りました。

そんなカーネルサンダース人形の因縁の事件は1985年の阪神タイガース優勝の際に道頓堀川で熱狂的なファンがバースに見たてて橋の上から川に投げ込んだ話はあまりにも有名ですよね。
この時の人形が行方不明になった為に、その呪いによって阪神はその後、優勝出来ないのだとか言われていましたが・・18年振りにその呪いが解けて阪神は優勝!!というわけで、ゆかりのあるKFCは優勝記念の「カーネル2003優勝記念貯金箱」を全国の店舗のうち188店舗(当時)で8月より販売を開始しました。
この可愛い人形は大人気ですぐに売り切れ店続出!


ちなみにKFCの店頭に置かれている「カーネル人形」を置き始めたのは日本なのです。
当時、カナダに視察に行った日本の幹部が、カナダのケンタッキーのイベントで作られて倉庫で眠っていた人形を日本へ持ち帰り日本で店頭に置き始めたのです。
現在では、世界各国のKFCの店頭でも置いています。
へぇ~へぇ~へぇ~へぇ~

さすがに等身大のあのカーネル人形は社員であった私でも持っていません・・どなたかお持ちの方、譲って頂けないですかねぇ?

https://blogs.yahoo.co.jp/coast1386/15410517.html

写真をクリックすると大きく見れます。
過去のブログ記事も加筆、訂正、写真追加している場合がありますので宜しければ時々、覗いてみて下さい。

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