女の子はみんな「きいちのぬりえ」に夢中だった・・・HPから転載

近日中に、HPを閉鎖しますので、こちらに転載させて頂きます。

昭和30年代生まれの女の子の遊びといえば「着せ替え」と並んで「ぬりえ」が定番でした。
当時の女の子憧れの「お嫁さん」を筆頭に少女たちの夢見た暮らしや年中行事・・・例えば羽根つき、凧揚げ、スキー、スケート、お花見、ひな祭り、七夕、海水浴、お月見、クリスマスなどをテーマに描かれていました。

きいちの他にも、まつお、かつを、フジオ、ひでを、まつばなどの作家が描いていました。皆、3文字の名前ですね。

当時、路地裏の駄菓子屋さんでカラフルな筒状の袋の中に粗末なざらばん紙に描かれた「ぬりえ」が4~5枚くらい入っていました。
又、冊子状になっている物もありました。

今でこそ24色セットや36色セットという色鉛筆は珍しくもないが、当時はせいぜい12色セットでしたから微妙な色を出すのには、それなりの工夫が必要でした。
色を重ねたり、高学年になるとぼかして塗ってみたり、仕上げは、ほおの色を塗る事で、赤の色鉛筆を粉にして、薄紙を丸めた物で肌色にぼかし込んだり・・とそれなりの秘密のテクニックで友達と競い合ったものでした。

そんな「ぬりえ」からも当時の子供達の暮らしぶりや生活、ファッションなどが伝わってきます。
あなたも童心に戻ってお友達と「ぬりえ大会」はどうでしょうか?
オリジナルを入手して必要枚数をコピーする事を、お勧めします。
もちろんオリジナルは永久保存してね!

マッチ売りの少女の名場面が5枚、筒状の袋の中に入っています。

当時女の子を魅了した「きいちのぬりえ」で有名な蔦谷喜一氏は、2005年1月24日午前8時33分に老衰の為91歳で死去されました。
「わたしのきいち」「THEきいちのぬりえBOOK」が出版されてブームが再燃!
ごく最近まで精力的に描いておられただけに残念です。

https://blogs.yahoo.co.jp/coast1386/15388740.html

写真をクリックすると大きく見れます。
過去のブログ記事も加筆、訂正、写真追加している場合がありますので宜しければ時々、覗いてみて下さい。

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