戦前1930年代の大変珍しい水兵(海兵隊・セーラーマン)のダンシングカップル

1930s 戦前の日本製 ゼンマイ式のダンシングカップルはラブリーな玩具。

お互いを見つめ合いながら、優雅に踊るダンシングカップルの人形です。
素材は、明治時代から使われてきた象牙やべっ甲等の代替品として輸入されたセルロイド製で、かなり古い玩具で80年以上前の製造だと思われます。
戦前の輸出玩具には貼られる事の多かった証紙シールが剥がれる事なく残っています。

当時の日本では、燕尾服の紳士とドレスを着た淑女が舞踏会などでダンスを踊るという習慣は、一般庶民の間では考えられませんでした。
この時代の子供達はダンシングカップルで遊びながら、夢のような世界に憧れを抱いていたのでしょうね?
このダンシングカップルは、玩具コレクター・北原照久のコレクションの一つとしても有名で、TVコマーシャルでダンシングカップルが使用され一躍有名になりました。
とてもレトロで味わい深い人形です。

・サイズ:全長15cm×幅5cm×奥行き5cm
・材質:セルロイド
・製造:MADE IN JAPAN

https://www.youtube.com/watch?v=towLQzXAv-E


ダンシングカップルは、沢山の種類が作られましたが最近、コレクションに仲間入りした戦前1930年代の大変珍しいスラッとした水兵さんバージョンのダンシングカップルです。
小さいサイズ10cm位のは見かけますが、この大きいサイズのは余り見かけません。
{商品} 水兵(海兵隊・セーラーマン)のダンシングカップル
{サイズ} 約15cm
{マーク} 水兵さんの背中の所にMade in Japan のエンボスあり。

ゼンマイを巻くと、クルクルと回った後、華麗なサイドステップを踏むかのように横方向に移動。回転・直進を繰り返し、本当にダンスを踊っているかのような動きです。

目立つた傷、凹み等は有りません。
ゼンマイの動きも大変スムーズです。
色が経年により褪色している様にも見えますが、写真集などを見ても一様に色が薄く、元々からこの様な彩色だと思われます。

https://blogs.yahoo.co.jp/coast1386/15297839.html




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過去のブログ記事も加筆、訂正、写真追加している場合がありますので宜しければ時々、覗いてみて下さい。

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