老舗玩具メーカー・アルプスの最後の品『切り株に腰をかけパイプを吸う農夫』

懐かしいブリキのおもちゃ ANTIQUE COLLECTION/TIN CLUB 電動 パイプを吸う農夫 外箱付き

メーカー:ALPS アルプスとは・・・
老舗の玩具メーカー、アルプス商事は昭和29年に発足しました。
東京輸出金属玩具製造問屋協同組合の副理事長を務めていた。
1952年にアルプスにより販売された、ビュイックの電動式ブリキカーは、日本初の電動ブリキ玩具と言われています。
1980年代になると玩具事業から撤退し私の記憶が正しければ、今回紹介する品がアルプスにとって最後のブリキ玩具となります。
今は、ブリキ加工技術を生かして七味唐辛子の缶容器などを製造しているらしいです。

アメリカンなカントリーライフを彷彿とさせます♪
FURMER・ファーマー・農夫をブリキのおもちゃで立体化♪
ゆったりと切り株に腰をかけてパイプを吸いながら本を読む穏やかな表情のおじさん。

数々のブリキのオモチャの名品を作っていた老舗メーカー・アルプス製の1980年代ブリキ玩具です。
1950年代に最盛期を迎えたブリキ玩具は、コストなど複雑な製造工程から1970年代頃になると殆ど作られなくなっていましたが、1980年代以降のレトロブームでブリキのオモチャが見直されてマニアの間でコレクション・アイテムとして高額で取引されるなど人気が沸騰しました。
この、再ブームでかって数々のブリキのオモチャを作っていたアルプスが、持てる技術を結集して満を持して作ったのが当品となります。
当時の販売価格は、とても高額で1950年代に最盛期を迎えたオリジナルのブリキ玩具のプレミアム価格と遜色ない位の値段でした。

1920年代のアメリカのカントリーライフを彷彿とさせる絵柄とモチーフ、その職人技を模した動きはリアリティに富んでいます。
プレス工程数約120工程をかけてローモ材を丹念に仕上げて完成させているとのこと。
職人のこだわりを感じさせます。
底面には「MADE IN JAPAN」とアルプス商事の社名の刻印付き。

コンディションは、ブリキ玩具特有の製造時に於ける多少の擦り傷はあるものの状態は良好です!!
電動式(単2乾電池x1本使用) ※電池は付いておりません。

スイッチを入れるとパイプを持つ右手が上がり、続いて農夫が顔を上げてパイプを吸う動作をし、やがて頭を下げる時は2段階で下げ、今度は左の本と右のパイプを交互に見ながら4回顔を左右に振ります。
この一連の動作を繰り返します。
顔を上下、左右に動かし、その「絶妙な間」は流石でよく動きを再現しています。
この辺の細やかな作りは日本製だからこそですね。
動きアクションが加わる事により命が宿るかの様です。
顔を上げた時にはその表情を垣間見ることができ、穏やかなその笑顔に癒されます。
出来映えは、職人芸の集大成です。
手作りの味と、アンティークの香りをお楽しみください。
12,000円(税込)で販売可/売り切れご免

・本体サイズ:高さ16cm×直径10cm(底面)
・パッケージサイズ:高さ16.4cm×幅11.2cm×奥行10.1cm
・材質:ブリキ
・製造:アルプス商事/MADE IN JAPAN

同シリーズの「酒のみ木こり」も作られました。
アルプス商事 TIN CLUB 酒のみ木こり 外箱付き

http://www.toy-garage.jp/products/detail.php?product_id=4018

販売価格/12,960円(税込)

http://blogs.yahoo.co.jp/coast1386/14539713.html

写真をクリックすると大きく見れます。
過去のブログ記事も加筆、訂正、写真追加している場合がありますので宜しければ時々、覗いてみて下さい。

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