私の知人を介して「民具・農機具・唐箕・とうみ・脱穀・木製」欲しい人がいらっしゃったら無料で差し上げたいという話がありました。
但し、品物はその方の自宅にあるので引き取りに来てほしいそうです(京都府北部)
私の自宅から車で、北に15分程の処です。
入れ違いに引き取り手が決まってしまった場合は、お許し下さい。
昭和3年に購入された品物の様です。
程度の良いモノは段々、入手し難くなっている様です。
唐箕(とうみ)とは、風力を起して穀物を選別するための農具。
収穫した穀物を脱穀した後、籾殻や藁屑を風によって選別するために用いられる。
ちょっと前までは使われていたものが、生活習慣の変化・技術の進化などにより、形や材質を変えたり、姿を消してしまいました。
中国で開発されたといわれており、宋応星の『天工開物』に「風扇車」として最初の記述が見られる。
日本では、佐瀬与次右衛門の『会津農書』(1684年刊)で紹介されたのが最初である。
『和漢三才図会』(1712年刊)にも記載されており、そのころから日本の農家にも広がっていったと考えられ、近世期から現代まで使われてきた。
稲作が機械化したのちも唐箕は豆やソバ等の選別に使われ、現在でも農機メーカーからかつての木製のものと基本的に同じ構造の唐箕が市販されているが今、買うとなると価格は4~5万円程度するようです。
http://www.hokuetsu.jp/product/c_hashu/sc_tomi/sk_tomi.html
http://blogs.yahoo.co.jp/coast1386/14314186.html
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