第一次怪獣ブーム世代の子供達が夢にまで見た光景が今ここに!現代コミクス「ウルトラマン」

第一次怪獣ブーム世代の子供達が夢にまで見た光景が今ここに!現代コミクス「ウルトラマン」

ウルトラマン放映当時のアイテムの中で低年齢層に向けた代表的な玩具がソフビであるなら、漫画はこの現代コミクスである。
ウルトラマン放映当時のコミカライズとして現在よく知られている艶めかしくもグロテスクな味わいを持つ一峰大二や梅図かずおによる作品とは違う、児童漫画然とした可愛らしい丸いタッチの絵柄による井上英沖版。
漫画の内容だけではなく、柳柊二による妖しい生命力に充ちた写実的な表紙の記憶と共にアイテムそのものが生み出す体験として子供達に鮮烈な印象を残した。

「ウルトラマン」という作品タイトルそのものが雑誌タイトルという、当時ものアイテムの中でも抜群の存在感。
同時期に発売されていた光文社カッパコミクス「鉄腕アトム」や「鉄人28号」のB5サイズ・平綴じという1960年代後半を体現したかの様な造本。
さらにカッパコミクスの定価120円よりも10円高いという部分も、当時の子供達にとって贅沢なアイテムとして認識されていた。
そして当時のウルトラ好きの子供達が大人になった現在も、揃える事が出来なかった憧れのアイテムとしてマニアの間に君臨しています。

まんだらけZENBU64号巻末に、現代コミクス(現代芸術社発行)の1966~1967年発行「ウルトラマン」全13巻セットが紙上オークションでスタート価格50万円となっていました。


●現代コミクス「ウルトラマン」別冊(1967.01)5~8ページが欠落。
●現代コミクス「ウルトラマン」増刊(1967.04)大きな痛みなく時代を考えるとまずまずの保存状態です。
二冊なら持っているのですが・・・価格応談にて販売可。

http://blogs.yahoo.co.jp/coast1386/14108149.html


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過去のブログ記事も加筆、訂正、写真追加している場合がありますので宜しければ時々、覗いてみて下さい。

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