ブリキ玩具作りの先生はドイツでした・・・US-ZONE GERMANY

1940年代のドイツ製ブリキのオートバイ Technofix GE258 US-ZONE GERMANY

第二次世界大戦後のアメリカ統治時代のドイツで、アメリカ輸出用に作られたブリキのオートバイの銘品です。
ゼンマイを巻くとエンジン音を立てながら、大きく円を描くように走ります。
ゼンマイは快調でスムーズな走行です。

本体はごく僅かな錆ありますが時代を考えますと非常に綺麗な状態です。
本体サイズ:全長13.5cm×高さ12.5cm。
価格応談にて販売可。

こちらは、第二次世界大戦後の占領下のドイツで作られたオートバイのオモチャです。
「MADE IN U.S.-ZONE GERMANY」とプリントが入っています。

第二次世界大戦後の1945年から、ドイツが東西に分かれる1949年までの連合軍占領下時代の製品と思われます。

日本製だと同様に「Occupied Japan」戦後1947年~1952年までにしか入らない刻印です。
日本もドイツも戦争に負けアメリカの統治下に置かれた、この時期の輸出品にのみ表記を義務付けられました。

材料に四苦八苦して、粗削りで素朴な作りの日本製。
かたや戦後すぐの状態でも驚くほど精巧に作られているドイツ製。
ブリキ玩具作りの手本はドイツでした。
日本は、戦前から当時のおもちゃ大国「ドイツ」の模倣からスタートして、追いつけ追い越せで頑張り続けて、1950年代~1960年代には輸出金額、技術力共にドイツを追い抜いて名実ともに黄金期を迎えます。

占領下の日本製・ドイツ製の玩具を比較してみるのも面白いかと思います。

http://blogs.yahoo.co.jp/coast1386/14099528.html

写真をクリックすると大きく見れます。
過去のブログ記事も加筆、訂正、写真追加している場合がありますので宜しければ時々、覗いてみて下さい。

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