先日「水遊び/水太鼓」を、ご紹介しましたが、もう一点「水遊び」に纏わる玩具をご紹介します。
小学校に上がる前に遊んだ記憶があるのですが・・・
私達の世代は、この様な玩具で遊んだ最後の世代だと思います。
水の入った容器を高所に用意し気圧、水圧のポンプ作用で管を通した水を落とし水車などを廻す仕組みの玩具です。
箱絵ラベルにも描かれています。
これも、30年以上前に玩具店の長期在庫を譲って頂いたのですが長らく「謎」がありました。
現代なら「噴水遊び」と書くべきところ、パッケージは「ビ遊水噴」と逆読みで書かれています。
絵柄の雰囲気、文字の右から読み、箱にラベルを貼るパッケージ方法など戦前の特徴を表しているのですが、中身の水車小屋はアンチモニー(鉛製)水車部分はプラスチック?水を流す管はセルロイドとビニール製?
未使用品ですがビニールは硬化して割れたりヒビが入ったりせず今でも柔軟さを保っていますので今でも問題なく使えそうです。
セルロイドとアンチモニー(鉛製)はグリコのオマケなどにも戦前から使われていましたが、プラスチックとビニールが一般に普及したのは戦後の昭和20年代以降と記憶しています?
従って、この品は昭和20年代~30年代に作られたが、戦前の在庫で残っていた箱、ラベルを流用した物と推測します。
もしも、この推測に異議や、詳しい経緯をご存知の方が居られましたら教えて下さい。
写真をクリックすると大きく見れます。
過去のブログ記事も加筆、訂正、写真追加している場合がありますので宜しければ時々、覗いてみて下さい。
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懐かしい 水遊び ポンポン船
ろうそく炎で、蒸気を推進力に変換する原理がわかる。
「ポンポン船」 (ジェット水流ボート)
科学的にいうとスチームの押し出す力を、利用して推進力を得るという科学玩具です。昔から同じ材質のブリキで作られて、現在でも同じ原理で動くというのですから、当時の基本設計の良さを思い知らされます。かなり科学的な知識を応用しないと、このような科学玩具は生まれてはきません。
ポンポン船はお風呂のアイテムとしていまも君臨しています。
名前から情緒ある雰囲気を想像しますが狭い日本のお風呂事情では、ジェット水流となり、なおかつ金属がロウソクの火で温められて、どちらかというと、「カン・カン」といった具合で、かなり響きます。
それでも、このブリキのおもちゃは、科学しているところが好きです。
日本製
『ポンポン船』は下記の関連サイトから購入できます。
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http://blogs.yahoo.co.jp/coast1386/11923229.html