犬好きは思わず可愛いとニッコリ「ハチを嫌がる犬」は占領下の日本製 

1940年代にアメリカ向けに輸出されたセルロイド製のメイド・イン・オキュパイド・ジャパンと刻印されたネジ巻き式玩具で左耳にハチの絵が付いている「ITCHY DOG with BEE on EAR」です。

犬種はテリア系(ワイヤーフォックステリア?)でしょうか?
これが作られた昭和20年代当時の日本では、洋犬はとても珍しく、ましてや犬にベストを着せるなど考えられない事でした。
今考えると随分、時代を先取りしていたものだと感心します。

ゼンマイにて尻尾がグルグルと廻ります。
その振動で体が回り、頭(赤ベコの様にユラユラ)が首振りで動きます。

この一連の動作が、左の耳に止まったハチを嫌がって振り払おうとしている仕草となります。
作動は良好で、とても可愛く◎です。

本体は全てセルロイド製の首振り型の犬です。
ネジ巻き用キーは本体固定式です。
お腹に読み取り難いですがMADE IN OCCUPIED JAPANの文字表記があります。
大きさは、全長約120mmです。


最初に1個、手に入れた際、動きの面白さに夢中になって何度も何度もゼンマイを巻いていたら、中でゼンマイが外れてしまい不動になってしまいました・・・と言う事で先日、もう1個入手しました。

ところが、一見すると同じですが、2個をよ~く見比べてみますとベストの模様、犬の毛並みなど明らかに金型が別物の様です。

写真をクリックすると大きく見れます。
過去のブログ記事も加筆、訂正、写真追加している場合がありますので宜しければ時々、覗いてみて下さい。

**********************

送料無料
犬から聞いた素敵な話 山口 花著

飼い犬との涙あふれる14の物語
 犬と人間の関係は、1万年以上も続いていると言われている。従って、その共生関係は、「犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ」という諺があるくらい、「ペット」という言葉で括れない、飼い主にとっては欠かせない「人生のパートナー」であると言えよう。
 本書は、副題に「涙あふれる14の物語」と記されているように、「飼い主から愛犬へ――」(7編)と「愛犬から飼い主へ――」(7編)で構成されている。

 例えば「リン うちに来てくれて、本当にありがとう」は、学校でいじめられていた少女が両親にも打ち明けられず、雨の中路上で拾った子犬「リン」と一緒に暮らしているうちに、「リン」から勇気を与えられるという話。「ライダー ずっと僕たちのなかで生きている」は、4人組の小学生が拾った犬「ライダー」とよく遊んだが、高校の時に「ライダー」は遊び場の「秘密基地」にひょっこり舞い戻り死んでしまう。その後4人は小学校時代に埋めたタイムカプセルを掘り起こして開けて見ると、皆それぞれ「ライダー」との写真が入っていたという話。

 「サンデー 私はいま、ひとりじゃない」は、幼い頃からけいれん発作を起こし倒れる持病持ちの青年が、「サンデー」と暮らすうちに、ひとりではないという安心感が芽生え自然と病気が治癒していくという話。

 「サージャリー さあ、行こう」は、認知症の母に寄り添っていた「サージャリー」が、実は母を見て悲嘆に暮れている私や父を癒やしてくれているという話。「空知 あきらめないで信じること」は、いままで泣かないで頑なにも気丈に生きてきた私が5回目の失恋の帰り道に動物病院の張り紙を見て貰い受けた子犬「空知」が、私と散歩中に大型犬に突然襲われ、大怪我をする。長い入院を終えて私のところに戻ってきたときに、思わず泣いてしまったという話。

皆さん、もっと素直に生きなさいよ、と本書の犬がわれわれに囁いているようである。

『犬から聞いた素敵な話』は下記の関連サイトから購入できます。

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

http://blogs.yahoo.co.jp/coast1386/9954940.html

This entry was posted in 未分類. Bookmark the permalink.

Comments are closed.