人工衛星みたいな、まあるいピカピカの謎の球体・・手回し洗濯機「カモメホーム洗濯機」

今や節電は、この夏の絶対不可欠な命題!

愛嬌のある形といい、手回しのハンドルといい、昭和30年代の傑作道具といえばこれです・・・電気を使わないエコで実用的な手回し洗濯機「カモメホーム洗濯機」

人工衛星みたいな、まあるいピカピカの物体、世界を席巻した謎の球体・・・
その形状から「カプセル型」「人工衛星型」「スプートニク」なんて呼ばれました。
まさに「時代が作ったデザイン」ですね・・・名言。
まん丸なアルミ製のタンクと飾りの無いシンプルな形が何ともいい味を出しております。
オブジェとして飾っても「絵」になります(笑)
 
日本・アメリカ・イギリス・ドイツで特許を取得したという、この”手回し式洗濯器”ですが、この品は日本人にはあまり知られていないかも知れません。

この洗濯機は昭和30年に高月照雄氏が理論を構築した圧力洗濯法を応用し、昭和32年(1957年) 林製作所が「カモメホーム洗濯機」として製造、販売を開始しました。
無名の発明家だった高月昭雄さんが、結核を押して家事をこなす奥さんをラクにしたいと考案されたそうです。

日本はもちろんアメリカ、イギリス、ドイツ各国などで販売され総生産台数は30万台にのぼると言われ日本より海外の方が人気があったみたいです。

三洋電機から噴流式洗濯機が発売されたのが1953年。
当時は電気洗濯機など庶民には手の届かない高値の花の時代。
電気洗濯機が全国にやっと普及し始めた頃の1957年この洗濯機は生まれました。
それでも発売当時の価格は、小学校教員初任給の半分程度と大変、高価な品でした。
それまでは「タライ」と「洗濯板」での洗濯が主流でしたので、長い時間ゴシゴシ洗うことなく、クルクル回していれば汚れが落ちる!という洗濯方法は画期的だった事でしょう。

この手回し洗濯機が登場する事により電気洗濯機には手の届かない庶民には結構、重宝された様ですが、その後電気洗濯機が急激に安くなり、世の流れで、昭和45年頃には市場から姿を消す事になりました。

しかし海外、特に合理的な欧米人にはその省力性やコンパクトな事が好まれ、数多く輸出され、当時貴重だった外貨を日本にもたらしました。
昭和45年頃に製造を打ち切りましたが、いまでもメーカーには時々、海外からゴムパッキンが傷んだので送って欲しいなどという注文が届くそうです。

この林製作所は群馬県高崎市にあり、現在も存続している会社ですが、生産している物は異なっているそうです。

今でも同じ、原理の「ワンダーウォッシュ」として販売されている手動式圧力洗濯機の元祖「カモメホーム洗濯機」

電気洗濯機よりも手軽で汚れがきれいに落ちる全く新しい洗濯法の発明品
使い方はタンク内にお湯(40度~80度)と洗剤、洗濯物を入れる。
蓋をきっちり閉めてぐるぐる回す(10秒~20秒)
密閉状態に置かれた容器内は,お湯で空気が膨張し気圧が高くなります。
するとその圧力のせいで洗剤を含んだお湯が繊維の内部にまで染み込み汚れを分解します。
また蓋を素早く開けるとポンっと音がして爆発的に内圧が下がり真空状態になりアカやホコリを分解して剥脱される空気の定積変化を利用しているらしい・・・とにかく汚れが、よく落ちるのだそうです。

直径30cmほどのこの球体、意外なことに長袖のシャツなら3枚、シーツなら1枚は楽に洗えるのです。
構造的には現在の”ドラム式洗濯機”に近いそうで、ドラム式が出来る為のひとつのヒントになったモノなのかも知れませんね。

そんな当時としては画期的な発明品「カモメホーム洗濯機」を入手しました。


なんと、未使用で発売当時に買い求めたものの、一度も使わないまま仕舞い込んでいたそうです。


箱付きで、蓋の一部に経年による汚れ錆びあるものの、ゴムのパッキンは未使用につきヒビ割れもなく、今でも問題なく使えそうです。


手回しハンドルは取り外す事ができビニール袋に入ったままでした。
外装は製造時に於ける多少の傷はありますが凹みもなく時代を考えると非常に良好です。
「KAMOME HOME WASHER」と書いてあります。
取っ手含む本体サイズ:幅約50センチ×高さ約40センチ×奥行約32センチと小型でお手頃サイズ。

特許の切れた現在、この原理を用いて特に欧米で類似の製品が開発され日本にも紹介されています。

ネットなどで同じ原理を使った手回し洗濯機が、電気不要、水も洗剤も節約できると5000円前後で売られている。

一人暮しの大学生や、単身赴任のお父さん、ふきんや雑巾の“ちょっと洗い”にも打ってつけな、電気を使わないエコ洗濯器が見直されています。
現在でも、ユニフォームや汚れのひどい靴下を洗濯機で洗う前に洗濯板でこすり洗いしている人は沢山居ますよね。
そんな時に、この手回し洗濯機があれば大変、重宝します。
「新しい=良い」「古い=悪い」ではなく、良いものは時代が変わっても使われ続けるのだ・・・「温故知新」

エコを楽しむそんな生活も楽しいかも?

写真をクリックすると大きく見れます。

過去のブログ記事も加筆、訂正、写真追加している場合がありますので宜しければ時々、覗いてみて下さい。

*****************************************

業界最安値3,390円(税込)と激安!
電気代不要で経済的!
汚れ物の下洗いや、お急ぎの洗濯物にも便利♪
エコワンダーウォッシュ☆電気不要の小型圧力洗濯機(手動洗濯機)

洗剤1/4、時間1/8、省エネ洗濯!
タンクを回転することで内部の圧力が上昇!繊維の目に入り込んだ汚れを素早くきれいに洗い流します。
2台目の洗濯機に、また1人住まいを始めたお子様などへの贈り物としても最適です。
電気要らずのエコな洗濯機であなたも便利にエコライフ!
使用方法/ぬるま湯・洗剤を本体に入れ、洗濯物を入れます。

蓋をしてしっかり閉めたら、ハンドルを回して洗濯します(目安は2分程度です)。

せんたく物の量が少ないときはもちろん、汚れ物の下洗いに、色落ちの心配なものを洗う時、ペット用品専用にと、とっても便利なエコ洗濯機です。
ハンドルを回すだけで、ガンコ汚れを根こそぎキレイにします!
手動洗濯機だから、電気不要の省エネ洗濯!!排水も楽々。
たったの2分で洗濯完了♪
ワイシャツなら、4~5枚一度に洗えちゃいます!

洗濯後は排水の為に、排水パイプを取り付けます。排水パイプを時計方向に回して固定されると、排水が始まります。(詳しくは取扱説明書をお読み下さい)

電気を使わず洗濯ができる、小型圧力洗濯機です!
電気代不要なので、とっても経済的。
靴や上履き、シルクやカシミアなども洗濯可能。
一人暮らしや、2台目の洗濯機として最適です。
うるさい音がしないので、夜間の洗濯にもお使いいただけます。

【サイズ・容量】約43×37.5×48cm 重量:約2.1kg
【仕様】組み立て式:約10分
【付属品】説明書
【材質】ABS樹脂
定価:5,040円(税込) →特価:3,390円(税込)

『エコワンダーウォッシュ』は下記の関連サイトから購入できます。
↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

http://blogs.yahoo.co.jp/coast1386/6529649.html

This entry was posted in 未分類. Bookmark the permalink.

Comments are closed.