1980年代に「HONEY(ハニー)」というお菓子メーカーがあったのを覚えていますか?

その昔、1980年代に「HONEY(ハニー)」というお菓子メーカーがあったのを覚えていますか?

カラフルなストライプの柄の包み紙のキャンディに、クマさんの形のチョコレート・・・
それに、絆創膏​そっくりだったり、クレヨンの形そのもののチョコレートだったり​。
バレンタインのときはテディベアの形のモールド(型)が売ってたりと味だけでなくて、形やパッケージのデザインにまで徹底的に拘るのが「HONEY」

デザイン、色使い、POP&とびっきりキュート、とにかくハイセンスでオシャレ例えて言うなら西洋風駄菓子屋さん。
アメリカンな香りに、女の子はときめいてメロメロでした。

こんな素晴らしくセンスのよいプロダクトを世に送り続け、スイーツに新たな価値を付加した「HONEY」という会社は本当に凄い!

「HONEY」の歴史は1970年にまで遡ります。
花束になったキャンディやチョコレートをレストランなどのレジ回りで販売したのが始まりらしい。

1973年には、オシャレな駄菓子屋さん「ハラッパA」を代官山でオープン
この「駄菓子屋スタイル」がヒントになり、自分の好きなお菓子を好きなだけ手に入れる、という「選ぶ」楽しみが取り入れられたのだとか
パッケージへの拘りから派生して、パッケージやラッピングペーパーの専門店「キネティックス」、クリスマス専門店「クリスマスカンパニー」、テディベアを扱う「カドリーブラウン」など多角的に展開しましたが、悲しいことにお洒落で高感度だったこれらのショップはいつしか消えていき「HONEY」のお菓子をお店で見かける事も、なくなってしまったのでした。

とっても可愛くセンス溢れる商品の数々・・・いつまでも残り続けると思っていたのに、残念です。

40年程経っても古臭く感じるどころか逆に新鮮!
当時のコンセプトで復活して欲しいものです。

当時経営していた私の喫茶店では、私の琴線にビビッと触れる「HONEY(ハニー)」の雑貨やお菓子も少しですが取り扱っていました。

サンタクロースの顔のキャンディポットです。
帽子が蓋になっていてお菓子の詰め合わせが中に入っていた。
お菓子は入っていません。

ローソクを入れていたので一部に色移りしていますが、割れたりはしていません。

首裏部分にHONEYの刻印があります。

プラスチック製(ポリ製?)

高さ19cm

クマのサンタクロース(2種)です。
お座りポーズと直立ポーズがあり携帯しているズタ袋の中にお菓子が入っていた。

お菓子は入っていません。

高さ約16、5cm

今見てもとびっきりの可愛さ/それぞれ販売可(売り切れ御免)

写真をクリックすると大きく見れます。
過去のブログ記事も加筆、訂正、写真追加している場合がありますので宜しければ時々、覗いてみて下さい。

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お薦め「HONEY’S DREAM」(1989年、ピエ・ブックス)

この本に登場する約200点の商品は、HONEYの核ともいえるお菓子のグラフィックデザインを中心に、その歴史やシーズン展開を紹介しています。

この写真集には主に80年代の「HONEY」全盛期定番のヒット・スイーツやバレンタイン、クリスマス、ハロウィンのシーズナルなスイーツが掲載されていてとにかく楽しい​、あの頃をリアルに思い出して切なくなる。

「Honey’s dream Just my favorite お菓子グラフィックデザイン

約 縦26、7㎝ 横22㎝

『HONEY’S DREAM』は下記の関連サイトから購入できます。

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https://ameblo.jp/tintoys1956/entry-12775600253.html

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