2012年7月29日(日)に「金引きの滝祭り」に行ってきました!
実は宮津市民なのに金引の滝に行ったことがなく、とてもわくわくしながら準備!
虫除けスプレーもふってカメラも持って準備万端で行ったのですが
暗い!7時前についたのに、木々が生い茂ってるのですごく暗いです。
懐中電灯持てくればよかった(笑)
足元にある燈篭を頼りに会場へ。
すでに会場には人が沢山いて、かがり火の点灯は見れませんでしたが、オープニングの巫女舞には間に合ったようです。
暗くてしっかり見えなくてごめんなさい。
舞台では、「ひぐらしコンサート」と題し、昨年にひき続き「QU-E」のライブコンサート、ということです。
伊根町出身のボーカルTOMYさんが大阪芸大で出合った作曲家SASAGUさんとのグループです。大阪のFM局を中心に活躍しているらしいです。
(音楽関係に詳しくなくてアナウンスの説明を聞いてはじめて知りました。申し訳ない…)
夏の夕暮れにふさわしい「なだそうそう」に始まり、オリジナル曲を披露されました。
言っていいのか分かりませんが、背後で市役所の人がアンコールをいう準備してましたが、実際アンコールを言い出したとき近くにいた小さい子達(保育園児から小学低学年くらいかな?)がキャッキャしながら言ったアンコールの声の方が大きかったです(笑)
(;゜Д゜){あ、アンコー(あんこーる!あんこーる!!}(*≧∇≦)(≧∇≦)(≧∇≦*){アンコール!アンコール!!)
大人負けてるよ!
小さい子は純粋に、アンコールって言ったらまた歌ってくれた!と喜んでアンコール曲の後もなんども「アンコール!!」って言ってました。
微笑ましい(*´∇`*)
その昔、天照大神は弟・須佐之男命の乱暴狼藉に怒り、天の岩戸に隠れてしまいました。
とたんに、世の中は、暗闇になり悪いことが続きました。
困り果てた、天高原の神々は相談し、知恵者として知られるオモイカネが提案し、岩戸の前で祭りをすることにしました。
長鳴き鳥を集め、鏡を作って吊るし、たくさんの勾玉を榊につけて準備をしました。
長鳴き鳥がいっせいに鳴き、勾玉が揺れ、アメノウズメがみだらな踊りを披露します。
神様たちは、大爆笑で囃子たてます。岩戸に隠れていたアマテラスは・・・・
という有名なお話があります。
なぜそんな話をしたかといいますと、次は舞台人の演出から振付を手掛けるフリーの舞踊家「雲母☆」さんの舞踊でした。
フルートの音色に合わせ古事記の一場面を再現されて、勾玉に見立てた鈴を鳴らし客席の合間を踊り歩き、観客も手を叩いて、囃子たてていました。
(当たり前ですが、再現とは言え全裸で踊るようなことはなさっておりません(笑))
最後に和太鼓「宮津火の滝太鼓」のパフォーマンスです。勇壮な力強い鬼太鼓や三宅、あいや、天翔などさまざまな太鼓が披露され、鳴り響いていました。
この腹に響く音にだいぶテンションも上がってました。
最後に大護摩法要が行われました。私も願い事書き込んで火の中に投げ入れてきました!
↑この板に願い事を書きます。何を書いたかはご想像にお任せします。
徐々にたいまつも消されて真っ暗になっていきます。
何より階段が怖かったです。
行ったことがある方はご存知だと思うのですが、結構坂が急なんですよ。足元は燈篭の僅かな明かりだけでこけないようにゆっくり降りていきます。
ふと振り返ると、片付けをされている人々の姿を見てなぜか少し寂しくなりつつイベント終了です。
ほんとはここで来年もお楽しみ下さいとアナウンスを入れたいところなんですが、なんと、今年でこの金引の滝祭りは「FINAL」という悲しい現実が…
こういう伝統行事がドンドンとなくなっていくのは寂しいですね…
ちょっとしんみりしちゃった金引の滝祭りレポートでした。