舞鶴市下東地区で、安寿姫を偲ぶ「第13回安寿姫塚夜祭キャンドルイルミネーション」が、
平成25年7月20日に開催されました。
安寿姫とは、日本の童話「安寿と厨子王丸」に出てくる主人公の一人。
おそらく、一番有名なのは森鴎外による小説「山椒大夫」ですが、ゆかりの地でそれぞれ民話化されています。
お話を知らない方は、あらすじを上記のリンク(別ウィンドウで開きます)でご確認ください。
舞鶴市下東地区はその安寿姫が亡くなったとされる土地です。
下東地区の村人の手により、写真の池(佐織谷池)の湖畔に丁重に葬られ、祠を建て祀られました。
近年では、安寿姫の命日に合わせて、夜祭り・キャンドルイルミネーションが行われています。
この佐織谷池は「ため池100選」にも選ばれているそうです。
透明度はそれほど高くないのですが、鯉が泳いでいました。
あたりが暗くなった頃、ロウソクに一斉に火が灯され、
完全に日が落ちた時には参道のロウソクの灯が一斉に浮き上がり、幻想的な雰囲気となりました。
夜店もあります。
名物安寿そばの他、かき氷・たこ焼き・今川焼・ソフトドリンクなどの定番、その他もろもろ。
夜店があることを知らなかった私は、夕飯を食べてから行ってしまいました…(゚∀゚;)ガーン
催しとして、二胡(にこ)のコンサートや、恒例のよさこい踊りが行われます。
まず中国人奏者の陳曼麗さんのコンサートです。
日本のポップス・童謡の他、オリジナル曲、中国の曲などが演奏され、情緒あふれる雰囲気でした。
現在は綾部市に在住、北近畿を中心にニ胡の指導、学校や福祉施設、老人会などで演奏活動を行っているそうです。時々関西弁になるのがちょっとオモシロかったです(笑)
次に、恒例となっているらしい、
よさこい踊りのチーム「よさこいにっぽん聖」さんの演目です。
全国によさこいを広めるために、舞鶴を拠点に演技を披露しているそうです。
最後に花火が上がり、イベントは終了です。
※専用の駐車場は…おそらくありません。
ただイベント当日は近所のいくつかの空き地を、駐車場として解放しているようです。
※この記事は、2013年の内容です。
■開催地情報■