とくし丸を始めてから、
20年近く作ってきた毎日の旦那さんのお弁当が作れなくなりました。
もちろん、前の日に作ったおかずや
余裕がある時には1品、2品作ったりもしますが、
お弁当に詰めるのは旦那さんの役目になりました。
私は、お料理が大好きで、お弁当作りもそれほど苦ではありませんでしたが、
それでも、朝これ以上ドタバタを加えると、きっと自分がもたないなと思いました。
旦那さんも慣れないお弁当作りに四苦八苦していましたが、
1年、2年たつと、段々彩りも工夫できるようになってきました。
が、しかし!!
長男が高校に入学となり、お弁当が2個になります。
朝ごはんの用意だけでも大変なのに、それプラスお弁当のおかずとなると…。
夫婦の大問題発生です。
きっと、私の母も状況を案じてくれていたのでしょう。
「私が作ってもええけど、毎朝、取りに来てもらわんなんしなぁあ~。
それの方が大変やろ?」と、声をかけてくれました。
「いやいや。それなら、相談してみるわ!」
早速、旦那さんに持ち掛けてみました。
「取り行く!」
思った通りの即答でした。笑
1か月分、二人分の食材代だけ渡し、
1人2個ずつお弁当箱を用意(1つはその日用。その日のお弁当を
もらう時に、次の日の空のお弁当箱を渡します)し、
母の久々のお弁当作り生活が始まりました。
母もとても料理が上手で、高校時代毎日お弁当を作ってくれていました。
あまりにもボリューム満点で美味しそうなお弁当に
友達が「早く開けて!早く開けて!」と、私がお弁当を開くのを
毎日楽しみにしていたのを思い出します。
お母さんも
「久々のお弁当で勘が鈍っとったけど、
ちょっとずつ感覚が戻ってきたわ」
と、ちょっとイキイキ(?)
「おばあちゃんのお弁当、メッチャ豪華や!
おかずが多くて、ご飯が足りんくらい 笑」
「今日のたけのこご飯美味かった!」
そんな、感想をうらやましそうに聞いていた娘が
日曜日クラブでお弁当がいる日、こっそりおばあちゃんに
お願いしていたみたいです。
持ち帰った空のお弁当箱にはこんな付箋が付いていました。笑
母はよく、行事の日など
お弁当に一筆書いてそっとしのばせてくれました。
そんなことを懐かしく思い出し、
私もお弁当屋さんに注文してみようかな?
そんな贅沢でバチ当たりなことを、ちょっと考えてみるのでした 笑
ありがとう、お母さん。
無理な時は無理って言うてくれたらええし…。
これから、3年間。いやいや、来年は娘も、で、4年間。
長いお弁当生活が続きます。(ちゃっかり、もう娘の分もお願いしていますが 笑)
無理せず、ゆっくり、これからもよろしくお願いします。
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