📝奈良県南部にある霊峰大峰山を含め、ユネスコの世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」。古来よりの自然信仰、道教や仏教の修験道の場として少し思いをはせ、2014.06に登った奈良県最高峰の「八経ヶ岳」でしたが、よくよく調べると現在では広義には大峰山脈を、狭義には「山上ヶ岳1791m」をさしているらしい。なら登らねば・・・
ということで8月26日(キン)お休みとって🌌オリオン座が南東に見える早朝にGO!!
🌄(8:45)登山口駐車場に4時間30分に。舞鶴から200キロの地獄のドライブ🚗
駐車料金1000円払って『大峯大橋』(清浄大橋 918m)を渡る(ココからが別世界)
🌟心清らかに大峯山(山上ヶ岳)へ開始。女人結界がありココより先は今なお女人禁制らしい。
勾配はさほどキツくないのですが片道6kmと天国までの道のりが長い。
※この道は、奈良県吉野山から和歌山熊野本宮大社までの「大峯奥駆道」の道中、魂(こころ)の道です。
(9:20)『一本松茶屋』この後に登場する全ての無人茶屋の中を登山道が貫いています(めずらしい)
(9:45)『お助け水』、溜り水を覗いたのですがとても飲める状態ではない。
(10:05)『洞辻茶屋 1484m』こちらも登山道が茶屋を貫通しています。
振り返ると。
🕯建物内はこんな感じ。シーズンになつたら売店も営業されるのでしょうかね?
「出迎不動尊」が荒々しく鎮座されています(どうやってココまで担ぎ上げたのか、先人にはいつも感心)
『陀羅助小屋』の内部。修行僧をもてなすのでしょうね。
野球のペナントのようなものかな?(気温20℃)
☝こんなところでも「だらにすけ丸」を販売してるんでしょうね(商魂たくましい)
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ぬけるとココからもうチョイで山頂。
「鎖場」。10人くらいの信者の一行と数回すれ違いました(信仰の山)
普段なら「こんにちは」のご挨拶だがココでは全て「お参り~」と声をかけて来られます(私は頑なにこんにちはです)
大きな岩が見えてきました。
(10:30)上に見えるのが『鐘掛岩』
露出した大きな岩(信仰の対象になるのがわかります)
(頼れるCASIOプロトレックの精度チェック)標高1620mでその差わずか5m。👍GOOD!!
👌振り返ると奈良方面の絶景が広がっています(手前の小さな青い屋根が登山口)
👀「うわぁ!!」思わず声に出る。こんな山の中に大きな建物が・・・なんで?
😱『西の覗岩 1650m』近づきます。↑右はしの所に吊るされるみたい。
⚡日本3大荒行の一つでココが一番厳しいらしい(このすぐ裏)
ここに縄でつるされる荒行。あまり覗いていると吸い込まれそうになるので撤退。
大きな宿坊が軒を連ねています(夢を見ているようです)道路もなく、どうやってここまで運んできたのか不思議。
ココは信仰の山として多くの信者を迎えているらしい。平安時代から鎌倉時代にかけては入峯修行が盛んになったらしい。
時間がゆったり流れています。鹿とも共存。
我が国最高所に建つ国重要文化財へ。
🙏修験道の聖地、世界遺産『大峰山寺本堂』1300年の歴史がある(すげぇ~)本堂から歩いて3分で山頂です。
(11:10)『山上ヶ岳』✌やったぁーーー!!
三角点発見、🍙おにぎりをいただきます。
🍃山頂の気温は涼しくトンボが群れをなし秋の気配。
⛰雄大な自然が広がっています(空気がうまい)
✊ヨーシ、おりるぞぉ(なんちゃってトレッキング風にジョギングで約1時間弱駆け降りる)
(12:35)ガタガタ笑う膝をさすりながら、女人結界門をくぐり清浄大橋を渡って、いつもの下界に戻ります。
フモトの洞川温泉街はレトロな街並みでや旅館や、だらにすけ屋(昔から今も大変お世話になってます)が立ち並んでいます。
汗を流しに♨大峯千年湯の『洞川温泉』へ。洞川だけにドロ色(漢字ちがうで)と期待したのですが無味無臭の温質で小さな外湯と内湯のコンパクトな温泉でした(ちとパンチが足らないなぁ)
歴史にも少し触れ発見いっぱいの山登りでした(た)「霊場大峯は深い」
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