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奈良県吉野郡と三重県松阪市にまたがる大台ヶ原山系の「池木屋山1395m」を周回してきました。
関西100名山ですが難易度も上級クラス、過去に死亡事故や道迷い遭難が毎年のように発生している危険な山と紹介され厳しいコースでした。


時計周りで「沢のコース」から登山して山頂より「尾根コース」で下山です。
ブナ林が広がっており、いくつもの滝が魅力満載の登山でしたが・・・


眠気に誘われながら舞鶴からクタクタの4時間(7:15)「宮の谷駐車場」に到着です。
三重ナンバーと奈良ナンバーの2台の車が停まっています(一人じゃないんで少し安心)
登山口掲示板には行方不明者数名の捜索お願いリストが掲示され身が引き締まります。


「高滝」まで川のせせらぎを聞きながら緩やかな遊歩道。


不安定なハシゴ・階段がいくつもあり大人のテーマパークやぁ~


こんな滝が次々と出現。


2カ所、登山道が落石ハシゴ破損のため川沿いに迂回させられます。


登山道というよりハイキングコースって感じ。


青紫の巨大ミミズ、サイズ感を現すため勇気を出してはいますがかなり腰がひけている

ネットで「池木屋山」と検索したら「遭難」が上がります。
ココまではそんなこと思わせないような素敵な登山道。


「蛇滝」確かにヘビに見えるような。


苔に覆われたジブリゾーン。
ここで「YAMAP」が動かない痛恨のエラーにきづく (位置情報取れず、神ならぬ紙だのみ)


「切石河原」やって


ゴロゴロ岩がとにかくデカく圧倒される。
人間ってちっぽけやなぁ~


信用しても良いものか不安になる鉄製ロード(重たいでー)


(8:10)力強い「高滝」が現れる(ネット投稿では危険ゾーン)
先に青いジャンバーの叔父様が壁をよじ登っていく姿が見えました(車の主やね)


滝の下部を渡って右側急斜面から壁を攻めるのですが、ここが「道迷い・滑落事故多発ポイント」です。
また幾重にも踏み跡、ロープがあるのですがどれが正解かがわかりにくい(松阪市さん整備お願いします)


橋が架かっておらず、どうして川を渡ろうかと思案の末、、、


シューズを脱いで冷たい川へIN。
この後も2回沢渡りがありましたが、増水していたら完全アウトですね。


「高滝」のすぐ横をロープにしがみつき注意深く登ります(かなりのペースダウン)


さっき見えていた叔父様は何処にいったんやろかいな?


滝の上部は非常に危険個所、滑落事故多発エリアで砂地で足を滑らすとアウト(お地蔵様が祀ってある)
慎重にビクビクしながらチョー集中モード。
(本当に危険なのでこの沢ルートはおススメしません)


お助けロープが無ければ非常にタイドな登山道です。
次のポイント「📍奥ノ出合」を探すのですが、色テープが少なく👣幾重にも踏み跡らしき怪しい道が広がっており
🐜アリのようにアッチ行き・コッチ行きでドキドキタイム突入です(遭難が多いのもうなづける)


20分程タイムロスの末、なんとか(9:30)「奥ノ出合」を📍発見。
軽い道迷いです撤退も視野に入れていたオレー。


「奥ノ出合」からの残り1kmが🔥かなり急登の尾根道で🐸四つん這いで1時間30分我慢タイムです。


景色なんて全く楽しめない激登。
蜘蛛の巣が顔にかかったので、本日この道一番乗り・・・
・・・って事は「高滝」で後ろ姿を見た先の青いジャンバーの叔父様はいずこへ

山頂ラストスパートで景色が一変したが、しんどいんでどうでもよい。


(11:01)大汗の大苦戦の末「池木屋山(休憩29分)」に到達 地元三重の紳士のオジサマがわらけるくらいブヨに襲われながら休憩されていました。
このオジサマは今朝4時から頭に電灯を点け、駐車場から別ルートで大回り登山でたったいま到着されたこと(強者)
奈良ナンバーの青ジャンバーの方の件を説明し2人で心配していると15分後に現れました(よかった)
伺うと「高滝」を巻いてロープで登っていると道が突然消えたらしく、GPSを頼りに道なき道で沢コース復帰したとのこと(チョーキケンじゃん)

結論:「池木屋山、沢コース」はキケンですね、と3人で納得。


大峯山系が見えています。


地元紳士のオジサンいわく、沢コースはキケンなのでわざと行政も整備していないとのこと(ニントモカントモ忍忍)


(11:30)さぁ下山は3人とも「尾根コース」で一致。
私が一番に下山なので「もし京都ナンバーの車が残っていたら遭難ですのでお願いします!」と笑いを誘い別れを告げます。


「小屋池」足の付け根がピキッと痛みそうなので「芍薬甘草薬」でだます。


大好きな大峯山系がチラリズム。


ヘビちゃんもご挨拶(勇気を出してカメラを近づけてますよ)


正面の山を登り右にぐるっと一周してきました。


(11:59)「霧降山1360m」ここを右折して下山。
YAMAPのGPS位置情報が作動しないので正解かが不安。


関西のマッターホルン「高見山」も近くに見えています。


この「霧降山」が今日イチのビューポイントでした。


このブナの木、どうなってるんですかね?


(13:56)フラフラで駐車場に到着(実は駐車場ラスト500mで登山道を見失いモノレール沿いに下山)
この「池木屋山」ですが、危険なことばかり記載しましたが、尾根コースでのピストン登山であれば森の深い素敵な山ですよ。
今日はCASIOのPROTREKスマートウオッチコンパスと2種類の登山地図をボロボロになるまで見返した(た)でした。

 

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