» 2020 » 9月 » 10のブログ記事

「遠近両用」とか、「中近レンズ」とか、耳にされたことはありませんか?
別の所を見る2つの焦点を1つのレンズに入れて作った眼鏡レンズの事です。
焦点が2つ、1つのレンズに入っていると、それぞれの「焦点」と「焦点」との間に少し歪みが生まれます。
この歪みを減らすために…

前々から準備していましたが、今回新しくシステムを導入し、選んだフレームとお客様のお顔の形を合わせて「見え方」をさらに最適にオーダー出来る様になりました。
お客様一人一人の為にお作りするレンズ!
と、言いつつも…一般的に眼鏡は、いつも視力測定をして目の状態に合わせて作るっているんじゃないの?と思われてはいませんか?
眼鏡レンズをカスタマイズするとは?今までとどう違うのか??

このレンズをお作りする時は、眼鏡レンズと目と顔の位置関係を詳しく数値化。
視力や黒目の位置はもちろん、「お顔の幅」「目や耳や鼻の高さや幅」の数値をも眼鏡レンズの設計に反映させお客様にとって最適な見え方の眼鏡レンズをお作り致します。

ではどうやって、作るのか?というと…
フレームをお客様の顔にしっかり合わせた後、≪フレーム前傾角≫ ≪頂点間距離≫ ≪フレームそり角≫の3箇所を測るだけ。
お客様がお店で過ごす時間やご負担は今までとほとんど変わりません。

まずは、正しくお顔に合わせた眼鏡レンズが上と下でどれだけ傾いているか?を調べるために≪フレーム前傾角≫を測ります。



眼に対して耳の高さが同じ方でも鼻の高さや幅が違っていれば、角度は変わってきます。
測った数値をレンズの設計に反映し、最適で快適な見え心地を作り出します。ここは大事です。

そして、レンズと黒目の頂点までの距離 ≪フレーム頂点間距離≫ を測ります。



鼻の高さやフレームによって、眼鏡レンズから眼までの距離は違います。
眼と眼の度数と、レンズの距離の正確な数値を測って補正することで設計を最適化。ここもとても大事です。

そして最後に
スポーツ用のお顔を覆うようなフレームもありますよね?
上から見た時に、どのくらいフレームが曲がっているか?を調べる為に ≪フレームそり角≫を測ります。



フレームのカーブやフレームの種類等により≪フレームそり角≫は異なります。
視線とレンズが交差する角度が見え方に影響しますので、数値を測って補正し、見やすさにつなげます。
やっぱりここも大事なところなのです。

この3箇所を測るだけ。
それだけですが、お顔は千差万別、同じ方は(双子ちゃんとか?)、ほぼいらっしゃらないでしょう??
この3箇所を測って、レンズの設計に落とし込む事が、快適さやクリアに鮮やかな視界を得るためにとても大切なのです。

そして最後に、せっかく3か所を計測してそれを反映した眼鏡レンズですから、日々の生活の中でのかけ方のズレで最高の能力が発揮されないのはもったいないですよね?
お渡し後のメンテナンスもさせて頂きますので是非、お試しくださいませ。

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