天橋立駅のまん前、と言うか、ほとんど「駅の一部」と言っても過言ではないくらい駅を出てすぐの温泉。
足湯が無料というのが有名で、逆に地元の人は「足湯しかない」と誤解している人も多いようですが、
露天風呂もある立派な温泉です。
この日は、記録的な豪雪の日。でもこんな日だからこそ、「雪景色の見える露天風呂に入りたい!」と、
天橋立温泉を選びました。 入口に到着すると、何人かの人だかり。
さすが観光地、すごい人気なのかなー、と思ったら、どうやらこの日は名物の「足湯」がお休みで、
みなさん門の前でちょっとがっかりしておられたようです。
落ち着いた木造の建物に入ると、中も、ホッとするような木の温かみを感じる空間。
とにかく木にこだわった造りで、天井から梁から、下駄箱のカギから、洗面桶から椅子まで、
とにかくすべてが木でできていました。
この日の女湯には、大きな木の文殊のオブジェのある内湯。外にも大きな露天風呂がありましたが、
男湯は壷風呂2つと、手足湯だったようです。 露天で雪ウサギを作って遊んでいた娘がはしゃいでいるうち、
うっかりお湯が顔にかかった時に「しょっぱい!」と言ったので気づいたのですが、
どうやらお湯には塩分があるようで、これも海辺の温泉ならではでしょうか。
お湯の温度も快適で、しっとりとした、とてもいいお湯でした。
トイレから出て手洗いを探していたら・・・・なんとこれが、そうでした。
入口の天橋立の絵をあしらった行灯もすごくおしゃれできれいで、
こうした細部のこだわりが素敵でした。
天橋立駅前で、観光や電車待ちのついでに利用するのもいいですが、
海水浴や釣りの帰りに疲れを取るのにも、オススメです。
※2012年の記事です。変更や改装などで、現在とは異なる場合があります。また、男湯・女湯によって設備が異なります。
記述はあくまで筆者の個人的な感想ですので、参考程度にご覧下さい。 |